3メガバンク、ATMを共同運用。三菱UFJと三井住友にみずほが合流。システムトラブルは大丈夫？

3メガバンク、ATMを共同運用。三菱UFJと三井住友にみずほが合流。システムトラブルは大丈夫？

2019年に三菱ＵＦＪ銀行と三井住友銀行がATMの相互利用を開始していますが、みずほ銀行がこれに参画する流れ出そうな。

　三菱ＵＦＪと三井住友は、２０１９年にお互いの預金者が店舗外のＡＴＭを時間帯によっては手数料なしで使える「相互開放」を始めており、３行で合意すればこの枠組みにみずほが加わる格好となる。みずほは、ＡＴＭのシステムを担う業者に実現の可否を検討するよう依頼したという。３行での検討は今春に始まり、共同運営は「来年以降の開始」（関係者）を目指している。

　３行でＡＴＭを共有するほか、現金を詰める作業の共通化など本格的な共同運営も視野に入っている。各行はＡＴＭ利用の減少に伴うコスト削減が課題となっており、３行の共同運営化によって店舗やＡＴＭが重複している都心部でコスト削減が図りやすくなる。ＡＴＭの設置箇所が少ない地域では、３行の預金者にとって利用できるＡＴＭが増えるメリットも期待されている。
三菱ＵＦＪと三井住友のＡＴＭ共同運営、みずほ合流検討…キャッシュレス化で利用者減少（読売新聞オンライン） – Yahoo!ニュース

手数料の共通化も進めるそう。みずほが参画することで、システムトラブルに巻き込まれることが少し心配ですが。

富士通はATM事業から撤退しますし、各社ともに維持費が金食い虫のATMなんて、もう「いらない子」扱いですね。
富士通、ATM事業から撤退　キャッシュレス化の進展踏まえ – ITmedia NEWS

まぁしょうがないでしょう。今どき個人でATMなんて使う機会が激減していますし、
あとは法人が振込やら記帳やら入金で使うぐらいか。
コンビニATMもオーナーが入金や両替でよく使うそうな。

なぜか給料日や年金や生活保護の支給日にはATMに行列が出来ていますが、
あの人達は一体何なのでしょうか。自転車操業なのでしょうか。

キャッシュレスが進む今日では、ATMの利用者が増えることはないでしょう。
各社ともに見切りをつけ、さっさと整理したいかと。

ただ、利用者からしてみると、メガバンクのATMが共通化されることで、「利用できない」という事態は防げ、
利便性は向上するかも。もっとも、ATM手数料が値下げされることはほぼないでしょうから、
それなりにコストはかかりますけどね。

個人としてはできる限り早くキャッシュレスに移行し、1-2万円を財布に入れ、5-10万円を自宅に保管しておけば、
そうそうATMにお世話になることはないでしょう。