職場の送別会で、幹事がクレカ払いでポイント独り占めするのがずるい。違法なの？

職場の送別会で、幹事がクレカ払いでポイント独り占めするのがずるい。違法なの？

幹事がクレカ払いでポイントウマウマしているのはずるい、なんて言っている馬鹿は
ひょっとしてめんどくさい幹事やったことねーんじゃねーか、鉄アレイで黙らせろと思いますが、
違法なのかどうか、弁護士に聞いてみた記事が紹介されています。

Q.飲食店で職場の上司や同僚の送別会を開催したときに、幹事の人が自分のクレジットカードで参加者全員の飲食費を支払い、支払い金額に対するポイントを独り占めした場合、法的に問題となる可能性はあるのでしょうか。

佐藤さん「法的に問題となることは考えにくく、少なくとも何らかの罪に問われ、刑事責任を追及されることはないと思います。ポイントは利用したクレジットカードごとに異なり、利用できる場面が限定されていることもあり、現金と同視することはできないでしょう。

そのようなポイントについて、代金を支払った参加者一人一人に、ポイント相当の価値を返還することは難しく、通常、参加者も返還を求めないように思います。

幹事は、店選びや出席者の確認、代金の収集など、それなりに負担のある係であることも考えると、幹事がクレジットカードで支払い、ポイントを独り占めしたとしても、参加者はそのことについて承諾したものと見なされるケースがほとんどでしょう。

ただし、参加者に黙ってクレジットカードで支払い、ポイントを独り占めにすると、後からばれたときに、『ずるい』などと周囲の人に思われ、自身の社会的評価を下げることもあり得ます。事前にクレジットカードで支払うことを伝えておくと安心でしょう」
ずるい！　幹事が職場の送別会で「クレカ」払い＆ポイント独り占め　もしかして違法？　弁護士に聞いてみた（オトナンサー） – Yahoo!ニュース

結論として、何ら罪には問われないとのこと。そりゃそうだ。

ただし、「あぁ、あのポイ活乞食ね」と周りの人に思われます。とは言え、適切に美味しいお店を選び、
人を集め、お店との調整や交渉を行い、支払いを円滑にして、また会を盛り上げて切り盛りすれば、
誰も文句は言わないでしょう。

「ポイント分返せ」は無効。

なお、参加者が「お前だけポイントゲットはずるい、少なくとも俺が飲み食いした分のポイントは返せ」
と言われても、法的に返す必要はない、とのこと。相手への返還請求が求められるには、
相手に損失を及ぼすことが必要ですが、それを認定することには無理があるそうな。

とは言え、社会人、無駄に荒波を立てないスキルも大事です。上手くポイントを溜め込むには、
次のような配慮が必要でしょう。

・まず本業の幹事業に精を出す。参加者の満足度が高まるほど、角は立たない。
・ポイントを貯めることは大っぴらには言わない。何か言われたら「ポイントも貯まるみたいですね」等で
適当に受け流す。間違っても「このチャージチェーンで作ったSuicaで払うと還元率N％なんですよ」とか、
「今なら東京都でQRでコード決済で10％バックなんですよ」とは言わない。
・会計はこそっとトイレに行くふりをして行う。また会計は事前に現金で会場以外で集めておくといい。
とにかく参加者に会計のことを意識させないこと。誰かに聞かれたら「もう終わりましたよ」と応える。
・（読者コメ受け追記：細かい端数は自分が払う。どうせポイントで多少得するのだし良いじゃない。
多少赤が出てもいいじゃない。その分人間関係がうまく回るさ。Win-Winだもの、みつを。

という訳で、清き正しいポイ活ライフを楽しみましょう。