ChatGPTのiOSアプリ版が無料公開へ。お前らも最先端の？AIを試してみよう。日本語は大した事ねーなと思えるはず。

ChatGPTのiOSアプリ版が無料公開へ。お前らも最先端の？AIを試してみよう。日本語は大した事ねーなと思えるはず。

ChatGPT公式iOSアプリは、米国で先駆けて公開されていましたが、
日本でもインストール可能となっているのでご紹介。

ChatGPT on the App Store
https://apps.apple.com/app/openai-chatgpt/id6448311069

無料でアカウント作成（メールアドレス入力）で誰でも使えますので、興味ある人は利用してみましょう。

ChatGPT3.5が得意なこと：

さて、無料で使えるこのChatGPT3.5ですが、現実的には日本語の生成能力は大したことありません。

ChatGPT3.5が得意なこと：
・実際に動作するサンプルコードを書くこと。
・コードのデバッグを実施すること。
・最新の情報をググって調べてくること。
・流れるような日本語で嘘をつくこと。

ChatGPT3.5は文脈を理解して日本語を書き出せるわけではないため、
流れるような日本語で嘘をつくことが得意です。

例えば、山手線の駅を書くように指示したところ、次のような回答が得られました。

山手線の駅、一体何個あるねん。高輪ゲートウェイ駅（2020年開業）が反映されていないのは、
しょうがないにしても、山手線の駅は30個です。
回答が長すぎるので表示していませんが、ChatGPT3.5によると、山手線の駅は49個だそうな。

もっとも、「山手線の駅名を東京駅から内回りに教えてください。」と書くと、正しく出力されました。

存在しないお店をすらすらと答える：

新宿で昼からワインが美味しく飲めるお店を3つ教えてください、と聞くと回答は次の通りでした。

こんなような流れるような日本語で回答をすらすらと教えてくれますが、
問題はこのお店はいずれも実在しません。ぐぐってみると分かります。

という訳で、流れるような日本語で嘘をつくことが得意なChatGPT3.5の回答を
鵜呑みにするとエライことになります。回答の内容は個別にググって精査しましょう。

ただし、特にこれと言った回答が無いような「結婚式の挨拶について、300文字で季語を含めて
書いてほしい」とか「つまらない小説のあらすじを書いて」などには使えそうです。

また、エンジニアにとってコードが生成できる、コードのデバッグができるというのは、
かなり時間の節約になるはず。興味ある人はそっち方面で利用してみましょう。