【公務員の副業】伊勢市職員がスニーカー転売で1900万円の利益。バレて無事に減給へ。お前ら、脱税は止めておけ。

伊勢市職員がスニーカー転売で1900万円の利益。バレて無事に減給へ。お前ら、脱税は止めておけ。

公務員の副業は「秘密の漏洩」「公平性の問題」「職務に専念すること」ということで法律で
副業が禁止されていますが、そんなことを知ってか知らずか、
公務員でも副業に手を染める人が跡を絶ちません。

さて、40代の伊勢市職員がスニーカーを購入後、ネットオークションで転売し、
1900万円の利益を上げ、減給の懲戒処分となったのでご紹介。

懲戒処分を受けたのは、伊勢市会計課に所属する４５歳の係長級の職員です。
市によりますと、この職員は、平成２５年から去年９月までの９年間、みずから購入したスニーカーなどを、ネットオークションで繰り返し転売し、あわせて約１９００万円の利益を得ていたということです。
市は、職員がスニーカーなどを販売目的で購入し、長期間にわたって利益を得ていたことから、地方公務員法で禁止される副業にあたるとして、１０日付けで、減給１０分の１、６か月の懲戒処分としました。
市によりますと、収入の申告漏れの疑いを税務署から指摘された職員が、市に報告して発覚したということで、職員は、市の調べに対して「副業にあたると思っていなかった」と話しているということです。
伊勢市職員ネットオークションで約１９００万円利益で減給｜NHK 三重県のニュース

おいおい、9年間で1900万円の利益ということは、年間で211万円の利益です。
粗利率が半分としても、年間400万円近くの売上はあった計算に。

これで「副業じゃないと思っていた」は流石に通じないでしょう。まぁそう言えば多少罪が軽くなる、
と思っているのかも。

公務員が副業禁止である、という法律に管理人はとやかく言いませんが、
儲けたからには納税しましょう。税務署としては、稼ぎ主が公務員であれ一般市民であれ、
合法であれ非合法であれ、とにかく税金さえ払ってくれればいいのです。

この人も、納税さえ済ませていれば、バレずに操業を続けることが出来たのかも。惜しいな・・・

個人的には、公務員も副業OKだと思う。

個人的には、公務員としての職務外・勤務時間外は、別に常識的な範疇で副業をしてもいいと思いますけどね。
このご時世、個人のスキルを生かした仕事と言うのは結構ありますし、安月給の公務員で、
家族を養っていけ、というのも辛い。そういったスキルを埋もれされるのはもったいないですし、
何より生産性を向上させよ、という政府方針にも反します。

変に禁止するから地下に潜る奴や脱税する奴が出てくるので、ある程度オープンにして、
職員同士で気軽に話せるような環境にしておいたほうが、情報の風通しも良くなり、
不正も未然に防げるのでは。

切羽詰まった個人を秘密主義や官僚主義で追い詰め、孤立させると、犯罪などに走る、
というろくでもない結果になるのは、翌々ご存知の通りかと。

まぁ一般企業だからこそ、上記の論理が通用する余地があるのであって、
職務倫理上、「公平性」「透明性」が求められる公務員はまた違った論理があるかも知れませんが。

脱税はバレる：

基本的に脱税はバレます。なぜなら口座を介して取引しているからです。
2021年あたりから、税務署の各金融機関に対する情報開示要請は電子化され、
従来より遥かに簡単に税務署は個人の金融機関の取引情報を閲覧することが出来るようになりました。

金融機関は、顧客の個人情報を守る気はサラサラありません。全て丸裸です。
自分が矢面に立ちたくないから、フルオープンです。

ネットオークションでの売上なども、サイト側がホイホイと税務署にデータを提供しています。
パパ活アプリなんかもそうでしょう。Uberも提供しています。よってバレます。
福岡の男性「ばれるとは」…副業のネット販売で１億申告せず : 読売新聞

パパ活で現金手渡しなどはバレづらいかも知れませんが、とは言っても入手した現金を
そのままATMに突っ込むと、大した収入がないはずの人の口座残高が積み上がっていくと不自然です。
よってバレます。

バレることと、調査が入ることと、重加算税の請求が来ることはまた別ですが、
真面目な一市民として、税務署だけは敵に回すことは止めておきましょう。

地獄の果てまで追い詰められ、税金に殺されることになります。