【増額発表】岸田首相の節電ポイントが２０００円に増額へ。そんなことより新規発電所、まだ？ひろゆきにすら「某アジアの衰退途上国」とバカにされる。

岸田首相の節電ポイントは月額数十円としょぼすぎることが明らかに。ひろゆきにすら「某アジアの衰退途上国」とバカにされる。

※6/24:各家庭あたり２０００円程度ポイント額が増量されることが発表されました。
２０００円配るためにどんなクソシステム・クソアプリを作るつもりで、
いくら費用がかかるんだろうか。数十円という前報道と反発に日和った感が否めない。

電力会社に補助金出して電気代下げたほうがいいのでは？あれ？それなら電気需要増えちゃうね。もう終わりだよ小手先のテクニック。

日経新聞報道:節電参加家庭に2000円相当ポイント　政府が支援検討

当時の記事

物価・賃金・生活総合対策本部で岸田首相がポイント制度の検討を指示し、
大手電力会社では導入が決定しているポイントシステム、
貰ったポイントはTポイントやdポイント、amazonギフト券と交換可能です。
関連記事：東京電力で節電するとゴミみたいなポイントが貰える。旅行に行きまくって自宅にいないと対象へ。そんなことより原発再稼働、はよ。7/1～9/30。

さて、月に260kwhを使うモデル家庭で3％節電すると、わずか数十円/月程度の
ポイント付与にとどまることが明らかになりました。

「月に260kwhを使うモデル家庭で、目標とする3％の節電をした場合では、還元されるポイントは月数十円ほどにしかなりません。これは東電の場合ですが、ほかの電力会社でも大差はないでしょう。『エアコンつけるな、暑さに耐えろ』といって、数十円の見返りしかないのでは、節電に協力する気も失せてしまうのも仕方ないでしょう」（社会部記者）
ひろゆき氏も皮肉交じりに批判　岸田総理「月数十円」節電ポイントのショボさに失望の大合唱！（SmartFLASH） – Yahoo!ニュース

ひろゆきにすら馬鹿にされる。

個人的にはあまり好きではないひろゆきさんですが、この被論破王さんが
ぐうの音も出ない批判をされています。

満足に電気が使えない発展途上国では、精密機器工場などが作られません。
21世紀の産業に電気は不可欠なので、先進国の政府はエネルギー確保の努力をしています。

ただ、某アジアの衰退途上国では政府がエネルギー確保を怠り、国民や企業に電気使用を控えさせてるそうです。https://t.co/MdNW1kN58H

— ひろゆき (@hirox246) June 21, 2022

確かにその通り。2011年の東日本大震災での計画停電、原発の停止、
続くエネルギークライシスからはや10年以上経過しましたが、一体政府側は何をやっていたのか。
各電力会社間での融通電力の取り組みなどは活性化していますが、根本的に電力供給を増やすべく
ベストな政策を実施できていたのでしょうか。
規制の名のものとにひたすら民間企業の揚げ足を取る政策に終始していなかったでしょうか。

地獄の再エネ賦課金制度の成れ果て：

固定価格買取制度や再エネ賦課金などで金をばらまいたのは良かったものの、
中国韓国の粗悪なソーラーパネルを担いだ反社スレスレの業者が日本の山林を切り崩し、
ずさんな工事後、禄に保守もせず、設置しっぱなしで業者が夜逃げ、そのうち地盤が緩んで
地すべりなどを起こし、現地民が死にまくる。残ったのは再生可能エネルギー発電促進賦課金という、
全家庭向けの謎の毎月数百円の課金という地獄のような電力政策が、果たしてこの10年間で
ベストな政策だったでしょうか。

老朽化火力発電所を再稼働させてその場しのぎ：

この夏の逼迫した電力需給状況を乗り切るため、設置後45年が経過し、既に老朽化し休止していた
火力発電所を再稼働させて急場しのぎを行うみたいですが、本当に急場しのぎですね。
当然のことながら老朽化した旧式ですので、効率が悪い上、メンテナンスコストも高く、
決してSDGｓとは言えません。これが先進国のやることかね？あ、既に没落したか。

欧州は原発に舵を切る動き：

なお、欧州では原子力発電所の活用に舵を切り、脱炭素を目指すという機運が高まっているようです。
EU、原発を「グリーン」認定の方針　ドイツやオーストリアは反対 – BBCニュース

もちろん原子力発電所は選択肢の一つですが、最良の手段とは言い難いですし、
クリーンエネルギーの開発は持続的に行わなくてはなりません。
一方で、クリーンエネルギーの電力全体に占める発電量は、年率+1～2％と僅かなものです。
【速報】国内の2020年度の自然エネルギー電力の割合と導入状況 | ISEP 環境エネルギー政策研究所

そして、クリーンエネルギーはどうしても発電が不安定になるため、余剰電力が必要となります。
また、ソーラーパネルを製造するためにも、莫大な電力が必要ですしね。

いっその事、大停電になってみるか：

電気と安全は、無料ではありません。
過去の積み重ねがあってこそ、今の平和で安定した日本が続く余地が生まれます。
国家百年の計を見え据えて、政策を施行して欲しいところ。

月数十円のポイント配りが、国家百年の計に基づくものとはどうしても思えないんだよなぁ・・・
小手先の精神論、「欲しがりません勝つまでは」で乗り切ろうとしている感がみえみえ。

いっその事、2003年に米国で起きたような大停電が起き、影響を受ける人口数百万人、
被害総額数千億円、都市が機能喪失、各地で暴動と略奪が激化、ぐらいまで至らしめると、
平和ボケの日本人も真面目に考えるきっかけになるかも。