出前館、浜田さん他の広告宣伝費がかさみ、売上3倍、赤字は7倍へ。来年は最大550億円の赤字見通しへ。
コロナ禍で売上が激増しているはずのフードデリバリー業界、そして出前館ですが、
確かに売上は前期(2020年)の103億円から3倍弱の290億円に拡大したものの、
赤字が膨らんで前記のマイナス26億円から179億円の7倍へ、
そして2022年業績見通しとしては、500億円~550億円の赤字見通しとなるそうな。
料理宅配の出前館は14日、2022年8月期の連結営業損益が500億~550億円の赤字(前期は179億円の赤字)になる見通しだと発表した。利用者の囲い込みへ販促費が膨らみ、前期の売上高(290億円)を超える水準となる。新型コロナウイルス禍で急拡大した市場環境下で同業首位のウーバーイーツジャパン(東京・港)との競争が激化。シェア争奪に向けた投資を緩めない姿勢だが、消耗戦の様相は強まっている。
2021年10月14日 21:30 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC126J90S1A011C2000000/
ひえっ、これは投資家もヒエヒエ状態。
理由は販促費の激増:
日経新聞が報じていますが、赤字の理由は嵩む販促費と売上原価です。
販促費はその名の通り浜田さん他の広告宣伝費「で、で、出前館、出前がすいすいすい~」等を指し、
売上原価は配達員への支払いです。これらの費用が両方かさんでいるそうな。
出前館、エリアも狭いし登録店舗も少ないし、何より送料と配達員の取り分がウーバーイーツより
お高いと思っていたら、単に出前館の取り分が多かったのですね。
そして出前館の取り分が多い(儲けている)というよりも、単に出前館が高コスト体質なだけか・・・
やっぱり競争が激しく、シェアを取るためにクーポンのばらまき、
結局は人が配送するからその人達への支払い、管理費用が増大し、
規模の経済も働きづらい。
コロナ禍による超過需要が落ち着いたら、ユーザーもだいぶ減るでしょうし、
ユーザーから見ると安けりゃどこでもいいので、クーポンを配っているところに行くしか無い。
という訳で何時まで経っても消耗戦。そのうち合従連衡でどこかとどこかが合併しそう。
運営する側は辛いだろうな・・・まぁ単に飯を運んでもらっている側には関係ない話ですが。
どうにかして低コスト化を実現しないと、どこかで行き詰まるかも。
出前館の親会社はLINEですし、元をたどるとソフトバンクグループ。
ソフトバンクグループはウーバー社の出資者ですからいわば親戚。
以前はお互いの買収を検討していたといういわば親戚関係。
出前館とウーバーイーツは、ソフトバンクグループ内の“親戚”:出前館、ウーバーイーツ買収の観測 | ビジネスジャーナル
気がついたら一緒になっているかも。
クーポンバラマキで需要を無理矢理増やしてるけど、クーポンなかったら使わなくなるだけだしなあ
アレクサ、出前館!と叫んだ祭りの思い出が蘇る。それ以来使ってないしなあ。。
へぇ、そんなのあったのか。
2年前なのね、1万バックとかすげぇな。
こないだのレシートお小遣いが霞むわ・・・
税金対策で赤字部門放置してるんじゃね?
この赤字は投資だから良い赤字
来期超絶大赤字見通しなのに?