東京お台場 大江戸温泉物語、18年の歴史に幕。閉館へ。コロナのせいではなく、都の土地の賃借が再契約出来なかったため。2021/9/5閉鎖。

東京お台場 大江戸温泉物語、18年の歴史に幕。閉館へ。コロナのせいではなく、都の土地の賃借が再契約出来なかったため。2021/9/5閉鎖。

大江戸温泉物語ホテルズ＆リゾーツが運営する「東京お台場 大江戸温泉物語」が
2021年9月5日で18年に渡る営業の歴史に終止符を打ち、閉館します。

原因はコロナによる業績悪化、ではなく、当時の借地借家法にあるそうな。

同社は閉館の理由として、契約締結当時の借地借家法では、契約の最長期間は20年で延長が認められておらず、再契約も認められなかったため、建物を解体撤去し更地にしたうえで土地を返還することになったとしている。

「東京お台場 大江戸温泉物語」9月閉館。都と再契約できず – Impress Watch

なんだかやるせない事情ですね。東京都側が跡地となる施設の目処が有るのならばともかく、
延長する手立てはなかったのか・・・なし崩し的に再契約すると、他の事業者との公平性を
確保するという観点から認められなかった、前例を作りたくなかったのかもしれませんが。

それにしても勿体ない。都内で気軽に行けて、そこそこ広く、18時以降に入れば
クーポンで結構安く、カップルで足湯に使ってｷｬｯﾊｳﾌﾌした人も多いかと。
お台場デートの後の定番スポットでしたし。

管理人は個人的にかなり公共性の高い施設だったと思っていますけどね。

確かに、正面の檜の湯？などの木の枠は真っ黒に煤けており、
経年劣化を感じさせるものでしたが、あの施設がまるごと無くなるのはちょっと残念。

これも時代の流れですね。東京都が後釜となる良い施設を作ってくれる、
良き事業者を公平に選定中であることを期待しましょう。