JCBはなぜ「最大10%」をシンプルにしたのか。答えは「競合が複雑怪奇にしていたのでシンプルに簡単にお得を提供したかった」。
JCBのポイントサービスであるJ-POINTが年明けから始まり、ガストやバーミヤン、スターバックス(モバイルオーダー)、
マクドナルド(モバイルオーダー)などで10%バックとなります。
関連記事:JCBの新ポイントサービス「J-POINT」でスタバ、マクド、吉野家、ガスト、バーミヤン、サンマルクなどで10%還元。アマゾンは1.5%。2026/1/13~。 | 節約速報
三井住友カードのVポイントと比べて単純で、三菱UFJのエムットと比べると遥かに単純ですが、
なぜこのような制度設計にしたのでしょうか。JCBの中の人がインタビューに応じています。
クレジットカードのポイント還元競争が、どうにも息苦しい。三井住友フィナンシャル・グループのOlive、三菱UFJフィナンシャル・グループのエムット。各社が打ち出す「最大◯%還元」の文字は踊るが、その下にぶら下がる条件の多さよ。タッチ決済限定、専用アプリ必須、月◯回以上の利用――。正直、疲れる。還元率を最大化するには、攻略本が必要なレベルだ。
(中略)
こうした中、新ポイント制度で巻き返しを図るJCBの販売促進部、石谷佳昭次長に話を聞いた。
「いろいろと条件を組み合わせて最大20%、というところも最近は多いですよね。ただ、お客さまにとっては分かりにくかったり、達成が難しかったり。われわれはシンプルに、簡単にお得を提供したかった」
カードで支払っても、スマホ決済でも、ゴールドでも一般カードでも、JCBなら10%還元は変わらない。
「ポイントって、カードを選ぶうえで最も基本的な基準だと思うんです。あまりに複雑な条件を設けすぎると、分かりやすさが阻害される」
とはいえ、完全に手放しではない。店舗ごとに、最初に1回だけ「ポイントアップ登録」が必要になる。なぜか。
「スタバと別のコーヒーチェーンが並んでいたときに、『あ、スタバをポイントアップ登録したな』と。少しでも意識に残してもらいたいんです」
加盟店への送客効果を狙った設計だ。SNS上では「いちいち登録が面倒」という声もあるが、石谷氏は「ボタンを押すだけ。1回だけです」と強調した。
JCBはなぜ「最大10%」をシンプルにしたのか 条件だらけの還元競争に向き合った一手(ITmedia ビジネスオンライン) – Yahoo!ニュース
まぁ「JCB CARD W」はボーナスポイントの対象外で、アマゾンなどは最大5%枠に入れられていますが、
実は1.5%という罠もあります。
そのへんを除いても、10%還元は大きいかも。
ただ、一番使用頻度が多いコンビニが、セブンイレブンのみ対象でしかも1.5%バック、というのはちょっと辛い。
という訳でコンビニ系は三井住友カードで、その他はJCBかな。
三井住友カードのVポイントアッププログラムだと、家族5人がいないと+5%は狙えず、
他には現実的にはアプリログインで+1%。よってベースの7%+1%=8%程度が関の山です。
三菱UFJのエムットは更に複雑怪奇:

三菱UFJのエムットの条件は更に複雑怪奇で、もはや攻略本が必要なレベルです。
三井住友カードはタッチ(またはモバイルオーダー)決済が対象なので、特約店ではJCBカードで決済し、
コンビニ関連ではスマホタッチ決済かな。スタバはJCBでモバイルオーダーしましょう。
興味ある人は利用してみましょう。
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