ゆたぼん「日本人ファーストに反対する人は日本人を滅ぼそうとしてる反日売国奴」。まぁ一部正論。

ゆたぼん「日本人ファーストに反対する人は日本人を滅ぼそうとしてる反日売国奴」。まぁ一部正論。

更正した？ゆたぽんですが、今では日本が大好きです、とのこと。

　ゆたぼんは「今年上半期の出生数が33万9280人で、過去最少を更新したそうです！」と書き出し、「だから『移民を増やそう』じゃなくて、『日本に住んでいる日本人が安心して子供を産んで育てられる環境』を作ってほしい！それが『日本人ファースト』です！」と述べた。

　さらに「それに反対する人は日本人を滅ぼそうとしてる反日売国奴なんじゃないですか！」と強い語調で続けた。

　ゆたぼんは4月中旬からフィリピン・バギオに留学。Xによると7月17日に帰国し、同27日にカナダ留学に出発、28日にはカナダ・バンクーバー着を報告した。11日の更新で日本に到着したことを記している。

　15日の更新では「フィリピンとカナダ留学から帰ってきて、改めて僕は思いました！やっぱり自国で自国民ファーストは当たり前だし、日本で日本人ファーストは差別ではありません！どこの政党を支持するとかはありませんが、日本と日本人の事をちゃんと考えてくれない政党は絶対に支持しません。僕は日本が大好きです！」などと投稿。
ゆたぼん「反対する人は日本人を滅ぼそうとしてる反日売国奴」“日本人ファースト”巡り持論（日刊スポーツ） – Yahoo!ニュース

まぁどこの国でも自国民ファーストは当たり前で、海外経験をしたからこその言葉でしょう。

ほぼ制限なく外国人が不動産を買える日本では土地やマンションの価格が爆上げしており、
日本人が手の届かない価格帯になってしまいました。
お陰で日本人のバリバリ働く現役世代は、郊外のウサギ小屋にて生活せざる得ず、長時間通勤、
極小の間取りで生きづらく、子供を増やすどころか産まない選択を取りつつあります。

とはいえ、この国は歴史的に「ある程度」開かれて発展してきた、という歴史的経緯を忘れてはなりません。

資源も技術もなく、山ばかりの狭隘な国土に貧しい農民しかいなかった我が国が、一時は環太平洋を
軍事的に征服しかけ、他民族にボコボコにされても、また経済面で一時は地球上を征服しかけた、という歴史は、
江戸後期の開国の流れなしには起こり得なかったでしょう。
ずっと鎖国したままでは、北センチネル島の二の舞いだったでしょう。

極端な排外主義は敵や軋轢を生みますし、戦争にも繋がります。
国が意志を持って人や資本の流れをある程度コントロールしつつ、他国との利害を調整し、
とはいえ最終的には自国の利益を優先していくのが政治です。

果たして令和の日本の政治家にそれが出来るでしょうか。
それが出来る政治家を、日本国民が見分けて投票し、当選させることが出来るでしょうか。

安易なポピュリズムでは、それは無理でしょうね。
国民側も、意思を持ち、賢くなる必要があります。