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米アマゾンでプライム会員の月額を4年ぶりに値上げ。10.99ドル⇒12.99ドル。年24ドル値上げ。学割も5.49ドル⇒6.49ドル。

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米アマゾンでプライム会員の月額を4年ぶりに値上げ。10.99ドル⇒12.99ドル。年24ドル値上げ。学割も5.49ドル⇒6.49ドル。

元々アメリカのアマゾン年会費は99ドル=10890円(1ドル=110円換算)で、日本アマゾンのプライム会費は
優遇されている方なのですが、アメリカのアマゾンが4年ぶりにプライム会員の値上げを発表しました。

アマゾンプライム、米国で月額プラン値上げ | ロイター | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

○値上げ幅:
通常:10.99ドル⇒12.99ドル。年24ドル値上げ。
学割:5.49ドル⇒6.49ドル。年12ドル値上げ。
※年会費は据え置きです。

確かに米国は日本の25倍の国土を持ち、2日間配達送料無料※などの特典が大きいです。
※アメリカでは、通常配送は一週間程度必要で、更に無料配送は購入下限があります。
※アマゾンプライム会員になると、これが2日で届き、かつ購入下限無く無料配送とのこと。

その為、元々は50ドルから始まったサービスですが、年々値上げして、今では99ドルとのこと。

さて一方日本ですが、特に日本のアマゾンプライム会員の年会費は値上げは発表されていません。

ただし、日本の元祖通信販売とも言える日本生活協同組合連合会は、次のような頓珍漢な
発表をしており、日本の限界を感じさせる内容となっています。
日生協/アマゾンなどネット通販とは、会員組織で差別化(2018.01.22)|流通ニュース

嶋田裕之専務理事は、「アマゾンやセブン&アイは大きな脅威であることは間違いない。ただ、便利でいつでも注文できる一方で、いつでも注文しなくなる可能性もある。生協は毎週定期的に組合員の訪問をしており、見守り活動などを通じて組合員を気遣っている」

組合員を気遣うとどうなるのか、それがどう生活向上に影響するのか、それがどうcoopの収益に影響するのか、
そんな戦略はかけらも感じさせない記事となっています。

アマゾンCEOもいいハゲですが、このCOOPの老人2人もいい感じにハゲています(年齢相応)。
おじいさんに近いおっさんが「組合員を気遣っている」と言っても、何の魅力も感じませんし、
若者がcoopを使おうとも思いませんし、何かcoopに魅力を感じるわけでもありません。

coopは「Web加入など新たな取り組みを進めているという。」とのことですが、今更かよ。
年寄り向けのビジネスを考えるのは、少子高齢化著しいこの国では王道かもしれませんが、
若者をワクワクさせる、そんなビジネス戦略を考えないと、夢も希望も沸かないかと。

という訳で、ヨドバシやYahoo!ショッピングや楽天の攻勢に期待したいところです。
ただ、アマゾンがここまで成長したのは、自前で物流センターを構築し発展させてきたおかげであると、
この国最大の商科の派閥である一橋ビジネスレビューが評価しており、各ショッピングモールに物流を委ね、
ネット商店街を築き上げることに血道を上げてきた楽天には、今更物流網への投資は厳しいかと。

あとはヨドバシエクストリームを率いるヨドバシカメラですが、一企業でアマゾンに対抗するには、
流石に企業体力的に難しいかもしれません。

かと言って、アマゾン一強を許すと、独裁者アマゾンがそのうちプライム会費を値上げするかと。
国内勢には頑張って頂きたいところです。


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