若者「コンビニでお茶を選ぶことすらダルくて無駄な時間だと思う」「意思決定をする労力は、もっと重要なことに使いたい」

若者「コンビニでお茶を選ぶことすらダルくて無駄な時間だと思う」「意思決定をする労力は、もっと重要なことに使いたい」

最近の若者は、コンビニのお茶すら選ぶのがめんどくさくてモヤモヤするそうな。

「なんだか最近、意思決定がダルくて……」

　とある若者が、ぽつりと言った。

　意味がよくわからなかったので、詳しく聞いてみた。すると彼は、コンビニでの日常的なワンシーンを例に挙げた。

　「僕は毎朝、コンビニでお茶を買います。コンビニで売っているお茶って、どれもそれなりにおいしくて、ハズレを引いたことなんてないじゃないですか。正直、味の違いも大してわからないし。それなのに毎日、僕は『どのお茶にするか』を選ばないといけない。それがなんだかダルくて。意思決定をする労力は、もっと重要なことに使いたいと言うか……」

　周囲にいた若者たちも、彼に続いた。

　「わかる、あれマジで無駄な時間だよね。めっちゃモヤモヤする」

　これは新しい感覚だなと思った。同時に、妙に納得もした。

　たしかに私も、同様のモヤモヤを日常生活で感じていた。

　モヤモヤする、という状況を言い換えると「決めかねる」という表現が近い。

　今の時代は、モノが溢れている。情報も溢れている。SNSを使えば、多くの人や企業と出会うこともできる。つまり今の世の中には「選択肢」が溢れている。

　モノや情報、出会いが少なかった時代は、そもそも選択肢が限られていた。必然的に、選択する機会も少なかった。しかし今や選択肢が山ほどあるので、生活の中で選択を迫られる機会が爆発的に増えている。

（中略）

　現代人は、一昔前に比べて圧倒的に多くの①選択機会・②選択肢・③判断材料に囲まれて生きている。

　だから徐々に「選ぶこと」が「煩わしいこと」に変わりはじめている。コンビニでお茶を選ぶ。今夜の飲食店を選ぶ。住まいや就職先を選ぶ。その際の労力が一昔前と今では、比べ物にならないからだ。
コンビニでお茶を選ぶことすら「ダルくて無駄な時間」…”無気力”なのではない、今の若者たちに起きていること（プレジデントオンライン） – Yahoo!ニュース

いうほど意思決定がめんどくさいか？お気に入りの銘柄や、目についたやつ、昨日飲まなかったやつ、
一番安い（高い）やつ、量が多いやつ、気分で選べばいいじゃないか。それすら選べないのか？
あとは死ぬのを待つだけの老人なら、こういう考えになるのも分かりますけどね。

お茶すら選べないやつが「意思決定をする労力は、もっと重要なことに使いたい」とおっしゃるのは、
もはや片腹痛い。お前、何も出来ないだろ。

そして、お店がない、商品が数少ない、店に商品が並んでない、買うお金が少ない、だから選べないという状況より、
だいぶマシで豊かだと思いますよ。今の日本は。

24時間365日空いている安全で清潔なお店がいたるところにあり、
100-200円という小銭で安全な飲料水が手に入る、こんなに豊かな国は地球上に数少ないですよ。

それにモヤモヤするってなんだ？「モヤモヤ」とは。
安易にこの言葉を使うやつは何も考えてないやつですよ。
ちゃんと言語化して「選択肢が多くて毎日考えるのがめんどくさいから、過去の自分の購買データからパーソナリティを予測して、
自動でおすすめ商品をリコメンドし、クーポンを配信して欲しい」とか言って欲しい。まぁそれはそれで企業の奴隷ですが。

さて、情報過多のこの時代ですが、どこまで情報に触れるか（例えば口コミを見るか、下調べするか）なども
自分でコントロールできます。

選ぶのに疲れた人は直感で、選ぶのが好きな人は下調べ。それでいいじゃない。
憂鬱な月曜日の昼下がり、のんびりいきましょう。