【悲報】青春18きっぷ、複数人利用NG、5日間または3日間の連続利用が条件に。これもう「ぼっち」or「年寄り用」だろ。

【悲報】青春18きっぷ、複数人利用NG、5日間または3日間の連続利用が条件に。これもう「ぼっち」or「年寄り用」だろ。

JRグループ各社が2025年冬の青春18切符を発表しましたが、
とんでもない大改悪で一気に客離れが起きそうなのでご紹介。

■販売期間：
・3日用が2024年11月26日から2025年1月8日
・5日用が2024年11月26日から2025年1月6日

■利用期間：
いずれも2024年12月10日から2025年1月10日まで

公式プレスリリースはこちら。(PDF)

　このきっぷは、これまでは5日用のみの発売となっていましたが、今回の冬版では、新たに3日用が設定されました。価格は1万円で、1日あたり約3333円。5日用の価格は1万2050円で、1日あたり2410円ですから、単価としては少し高めですが、「5日分では余ってしまう」という人にはピッタリな設定かもしれません。一方で、これまでは有効期間中は飛び飛び、つまり12月10日の次が30日、その次が1月2日、といった形でも利用可能でしたが、今回から連続3日間または連続5日間に変更されています。

　そして、もう一つの大きな変更点は、複数人利用が不可能となったこと。これまでの青春18きっぷでは、1枚のきっぷを複数人で同時に利用できました。つまり、1人で5日間使うのではなく、5人で1日分のグループ行動に使用したり、あるいは3人のグループで1日、残りは1人で2日間使用する、といった具合です。それが今回から、青春18きっぷは1人でしか使えないきっぷとなってしまいました。

　加えて、在来線の定期旅客列車がない青函トンネル区間で、青春18きっぷに追加することで北海道新幹線などを利用できる「オプション券」は、今回から新幹線の利用区間が新青森～木古内間に延長となりました。その一方、オプション券の価格は4500円（従来は2490円）に変更となっています。
「青春18きっぷ」に「3日用」登場！ 一方で「複数人利用」がNGに、そのワケは？ JRに聞く（鉄道コム） – Yahoo!ニュース

これまでの青春18切符概要：

・複数人でも利用可能、連続した5日間でなくとも、途切れ途切れでもシーズンの2ヶ月間、
ゆっくりと使えて5日分×1人分で12050円。

・これまでは1日目は移動し、2日目は切符を消費せずに現地で観光、3日目はまた移動、
そして残った2日分はYahoo!オークションで売ったりして現金化することも出来ました。

これからの青春18切符概要：

・5日分12050円は変更なし。新たに3日分（1万円）が追加されました。
・連続して5日間券または3日間券を消費することが条件となりました。
・在来線の定期旅客列車がない青函トンネル区間で、青春18きっぷに追加することで北海道新幹線などを
利用できる「オプション券」は、今回から新幹線の利用区間が新青森～木古内間に延長し、
2490円⇒4500円に値上げしました。
・自動改札に対応しました。
・複数人で利用することは出来なくなりました。

つまり、一人毎に1枚切符を購入し、連続して3日間または5日間の移動・旅行が強制される事になります。
残してもいいのですが、無駄金になりますので流石にそれは勿体ない。
そして複数人での利用が出来なくなったので、全員がそれぞれ青春18切符を購入することに。

流石に3日間または5日間の連続移動旅行を楽しめる人は学生でも数が限られてきますし、
社会人なんてまず休めません。

よって、ぼっちの学生か、暇な年寄り用となるでしょう。

青春18きっぷ、JR各社は廃止したいのかも：

元々青春18きっぷは切符の発券したJR社に収入として入り、運行したJR社にはお金は落ちなかったので、
JR各社に不公平感があった、とのこと。

今回の改悪により、全国的に使える青春18きっぷよりも、JR各社がそれぞれのエリア限定で使える企画切符のほうが
条件が良い場合もありますので、そちらに人が流れていくでしょう。これからJR各社も、人を寄せ付けるために
魅力的な企画切符を販売していくでしょう。

という訳で、青春18切符は段階的に縮小し、そのうち廃止されるかも。

悲しいなぁ・・・一つの歴史が終わった感がありますね。
大垣ダッシュとか頑張ったなぁ・・・