ドコモ「まだ7割はNISA口座すら作ってない。」やってる人とやってない人で格差はますます拡大しそう。

ドコモ「まだ7割はNISA口座すら作ってない」。やる・やらないで格差はますます拡大しそう。

NTT ドコモが実施た「新NISAの実態に関する調査」によると、18歳～69歳のうち、まだ口座を開設していない人が
約7割を閉めていることが分かりました。

　18歳～69歳10,000人のうち、約7割(7,380人)が新旧NISAを利用していなかったが、 そのうち、2024年1月から始まった新NISAに興味があると回答したのは27.3%で、約4人に1人と判明しました。

（中略）

約8割が「生活費が不足するので新NISAやポイ活は必要だ」と回答。
円安や物価高を受けた節約志向がモチベーションに。

　新NISAの意識として、「円安や物価高などで生活費が不足するので、新NISAやポイ活などは必要なことだと思うか」という問いに、81.8%があてはまる・ややあてはまると回答。節約志向の高まりが新NISAへのモチベーションアップにも関係している結果になりました。

③「新NISAでの資産形成は長期的にコツコツ」が87%となり慎重派がメインに。
　つみたて投資枠が主流になり、想定している積み立て金額は2万円以下が約6割。

　また新NISAでの資産形成について、「長期的にコツコツやっていくのがよいと思う」にあてはまる・ややあてはまると回答した人が87.1%になり、慎重派がメインに。そして、想定している積み立て金額についても聞いたところ、2万円以下が約6割、5,000円以下と答えた人も約2割もいるなど、やはりつみたて投資が主流となりそうです。

新NISA開始から半年18歳～69歳のうち、まだ口座を開設していない人が約7割。　NISA口座に興味がある”これからNISA層”のうち約4割が「1年以内」に始めたいと回答。 | 株式会社NTTドコモのプレスリリース

インターネットでの調査でこの結果ですので、より広い年代・属性の母集団で考えると、
新NISA口座開設が済んでいない人の割合はもっと多いと言えるでしょう。

なお、月々の積立額は2万円以下が66.9％を占める一方、10万円以上の積立も2.5％の人が
行っているそうな。お金持ちですね。

また、約8割が「生活費が不足するので新NISAやポイ活は必要だ」と回答しているそうな。
新NISAとポイ活が横並びなのは動く金額や効果を踏まえて、よく分かりませんが、
とりあえずそれだけ新NISAやポイ活への関心が高まっていることでしょう。

管理人は生活防衛のためのポイ活には否定的ですけどね。時間の無駄ですし。
関連記事：ポイ活をしている人、約半数がわずか年1万円未満しか稼げていなかった。 | 節約速報

という訳で、新NISAをやっていない人は、インフレに備えて新NISAをやってみましょう・・・
と言っても、現時点で口座開設可能な年齢に達しているのにやってない人は、
もうやらないでしょうね。「興味ある」「「1年以内に始めたい」とかいいつつ、
タイミングを逸して、ずっとやらないままでしょう。

別にそれが悪いことではありませんが、やっている人とやらない人では、
インフレに対する耐性が異なりますので、格差はますます開いていきそうです。

まぁ投資なんて、みんながみんなやる必要はないですし、やりたい人がやればいいでしょう。
国民の10割が新NISA口座でTOPIXやオルカンやS&P500を買い始めたら、
そこが短期的なピークで後は破滅への道を辿りそう。

まだやってない人は、とりあえずいつでも始められるように口座だけでも開設しておくといいかも。

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