日経平均株価が史上最高値、いよいよ「大暴落」始まる？新NISAの投資初心者は大火傷か。バフェット「株価高はカジノ的」。

日経平均株価が史上最高値、いよいよ「大暴落」始まる？新NISAの投資初心者は大火傷か。バフェット「株価高はカジノ的」。

画像引用：ブラックマンデー – Wikipedia

日経平均が30数年ぶりにバブル期の最高値を更新し、謎の半導体メーカーの
エヌビディアの決算もすこぶるよく、世界中が株価高に湧くこのご時世です。

世界一有名なウォーレン・バフェット氏はこの株価高について「カジノ的」と表現し、
現金保有額を高めているそうですな。
ウォーレン・バフェット氏、株高騰「カジノ的」　投資機会乏しさ憂う – 日本経済新聞

さて、今後の株価はどうなるのでしょうか。
「つみたて王子」こと、なかのアセットマネジメント社長・中野晴啓氏は、「まもなく大暴落する」
との予言をしています。

　今、マーケットは異常なカネ余りの最終段階で、株価はいつ弾けてもおかしくない。近々、大暴落しますよ。そんなタイミングで新たなNISAが始まり、マーケットの過熱ぶりにさらに火をつけてしまっています。

　投資は高値づかみをしてはダメというのが大原則です。NISAでも、利益が出ないと非課税のメリットは得られないのだから、大暴落して儲からなかったら意味がない。

　やり方も悪い。政府が「資産所得倍増」だと煽っている中、金融業界は「これは儲かる」と飛びつきました。NISAは彼らにとって、マーケティング上の格好のテーマだからです。これを機に口座をいちはやく、大量に獲得しようと、金融機関は大騒ぎで、それにみんな踊らされてしまっています。

　だから、後で社会問題になりますよ。あの大騒ぎはなんだったのかと。

　──今、大暴落は間近とおっしゃいましたが、足下では日本株は大きく上昇し、日経平均株価はバブル期の最高値を更新しました。そのような状況で、「こんなタイミングでNISAに踊らされて大丈夫か」という危機感がある？　

　澤上:大丈夫か？　って、ダメに決まっています。確かに、オルカンもS＆P500も、長期で持ち続けられればいいですよ。だけど、これから暴落して長期低迷するとしたら、そのときにみなさん、耐えられますか。いま、日経平均は34年ぶりの高値とか言われていますよね？　　逆に言えば、元に戻るまでに34年かかったわけです。
日経平均株価が史上最高値、いよいよ「大暴落」始まる？新NISAの投資初心者は大火傷か、過剰流動性はもう限界超えた（JBpress） – Yahoo!ニュース

いつの時代も逆張りおじさんはいるもので、まぁいつの日かはあたるでしょう。
毎日毎日「株価は暴落する！バブルは弾ける！」と叫んでいれば、10年に1回は概ね当たります。
問題は10年のうち、いつ弾けるのかはさっぱり分からないこと。
だから毎日「暴落！」を叫ぶわけです。いつかは当たります。

暴落の3つの根拠。

というジョークはさておき、暴落する根拠は次のとおりだそうな。

1：過剰流動性。カネ余りすぎ。
2：相場を押し上げてきた年金マネーの膨張も、そろそろ限界。
3：「金利ゼロ」の世界がいよいよ終わる。
日経平均株価が史上最高値、いよいよ「大暴落」始まる？新NISAの投資初心者は大火傷か、過剰流動性はもう限界超えた（JBpress） – Yahoo!ニュース

株高に湧く米国の政策金利が0％？この人たちは別の星の株式市場の話をしているのか？
日本のことと世界のことをごっちゃに話しているので、意味がわからない事になっています。

正直、未来のことは誰も分かりません。いつ暴落が起きるかは分かりません。
確かに年始から7％近く上昇しているので、近いうちに調整は入るかもしれません。

管理人の新NISAの成長投資枠も+7.53％です。240万円に対して、18万円の含み益となっています。
これは明らかに上がりすぎですので、調整が入るでしょう。
問題は、「いつ」「どのぐらい」入るのかはさっぱり分からない、ということです。
分からないからこそ、長期・分散・積立投資を行うわけです。

個人的には次の投資5原則を守りたい、と思っています。
1：余剰資金は分厚く。家族全員が2-3年は生きていける額×1.5倍程度は現金保有する。
2：遊び心を持たない。市場全体のインデックス投資を行う。テーマ性を持たない。
3：暴落時でも高騰時でも淡々と積み立てる。ただしPERが30倍超えたらちょっと過熱気味かも。
4：20年ぐらい忘れておく。
5：投資は所詮は金のこと。人生を直接的に豊かにはしない。人生の目的が投資になると、
4「20年忘れる」が達成しづらくなるので、そもそもの、本流の「人生を楽しむ」ことに集中する。

基本的に株価は上がるもの、人類は進歩するもの、インフレは起きるもの：

そもそも株価というものは、下がっている日よりも上がっている日の多いのが普通です。
30数年も高値を更新できなかった日経平均が異常で、市場のアノマリー的存在です。

基本的に地球の経済は右肩上がりで、毎年インフレが発生します。
長期的にこれが達成できない場合は、資本主義経済の終焉を意味します。

今日より明日のほうが豊かになる、という人はインデックス投資をしてみましょう。
少なくとも人類が地球に生まれ落ちてからは、そのトレンドです。
たまに氷河期や大戦や黒死病などでトレンドが停滞することもありましたけど、概ね右肩上がりです。

今日より明日のほうが貧しくなる、という世界線に賭けてみる人は、投資せずに現物を保有しましょう。
ひょっとしたら大儲け出来るかもしれません。概ね、無理だと思いますが。

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