eMAXIS インド株インデックスが登場へ。

eMAXIS インド株インデックスが登場へ。

eMAXIS Slimほど手数料は安くないけど、インド株投資も比較的手数料安めにしてみたいよね、
という人向け、eMAXIS インド株インデックスが2/22より販売開始となります。

公式プレスリリースはこちら。
release_240206.pdf

　その「ｅＭＡＸＩＳ　Ｓｌｉｍ」シリーズを提供する三菱ＵＦＪアセットマネジメントから、新ＮＩＳＡでの個人投資家の投資需要をくみ上げる形で新たに設定するファンドが、２月２２日に設定する「ｅＭＡＸＩＳ　インド株式インデックス」だ。インドの代表的な株価指数「Ｎｉｆｔｙ５０」に連動する成果をめざす。新ＮＩＳＡの「成長投資枠」の対象ファンドとして提供する。信託報酬率は最低水準というわけではないが、ノーロードのファンドだ。信託報酬率の税抜き年率０．４０％以内は、既存のインド株インデックスファンドでは「ＳＭＴＡＭインド株式インデックス・オープン」の０．２８％には及ばないものの、「ａｕＡＭ　Ｎｉｆｔｙ５０インド株ファンド」の０．４２５％、「ｉＦｒｅｅＮＥＸＴインド株インデックス」の０．４３％を下回っている。

（中略）

　そこで、主要な株式インデックスのリスク・リターンの関係（「Ｓ＆Ｐ５００」はリターン１０．１％：リスク１８．５％、「ＴＯＰＩＸ」は５．７％：１６．８％、「全世界株（除く日本）」は９．３％：１８．９％など）から、よりリターンの高い特定国の株式インデックスを探すと、インド（１５．８％：２７．７％）、ブラジル（１２．９％：３７．６％）、韓国（１２．６％：２８．４％）などが浮上する（リスク・リターンの計測期間は２０００年７月～２０２４年１月）。その中でパフォーマンスが際立っているのが「インド」だ。また、足元でインド株ファンドへの資金流入も続いている。酒井氏は、「２０００年代の新興国ブームや２０１４年発足のモディ政権への期待などから、インド株投信への資金流入は何度かあったものの、継続的な流入には至らなかった。今回は、主に非対面で販売されるノーロードインデックスファンドを通じた資金流入も大きく、過去のブームと比較すると、より長期の資金流入が期待される」とした。
好調続く「オルカン」「Ｓ＆Ｐ５００」との組み合わせ投資に「ｅＭＡＸＩＳ　インド株インデックス」を新設| ウエルスアドバイザー

気になる信託報酬は次の通り。

ちなみに、競合となるｉＦｒｅｅＮＥＸＴインド株インデックスは0.473％、
ＳＢＩ・ｉシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド（愛称：サクっとインド株式）は0.4638％となります。

サクッとインドはS&P BSE SENSEXインデックスに連動を目指すインデックスファンドなので、
iFreeやeMAXISのＮｉｆｔｙ５０より少し対象銘柄のジャンルが狭めとなります。

という訳で、管理人はSENSEXよりはNifty50の方が好きかな。より広範な市場をカバーしているので。
まぁ値動きは同じようなもんですが、国はともかく、国の中でテーマ性のある投資は出来る限りしたくないかな、と。

ちなみにこのeMAXIS インド株インデックスですが、楽天証券とマネックス証券で取り扱いが開始され、
SBI証券では買えない模様。という訳で、欲しい人は楽天かマネックスで買ってみましょう。

とは言っても、あくまでもオールカントリーやS＆P500の補助的な位置づけとして、
ポートフォリオの片隅でちょっとだけ買ってみておく程度で十分かも。