ポイ探代表菊池氏「ポイ活で家を建てるのも夢じゃない。2000万円は節約した。」

ポイ探代表菊池氏「ポイ活で家を建てるのも夢じゃない。2000万円は節約した。」

ポイ活界隈で一番有名で、日経新聞にもコラム記事を載せるほど影響力を持つ、
株式会社ポイ探の代表取締役の菊池氏ですが、「ポイ活で家を建てるのも夢じゃない」、
「年100万円相当、20年で2000万円は節約した」という記事が公開されています。

終身雇用や定期昇給が見込めない時代、賢い節約術として注目されているのが、ポイントを貯めてお得に生活する「ポイ活」だ。ポイント交換案内サイトの開発を手掛ける株式会社ポイ探の代表取締役・菊地崇仁さんは、節約からポイ活にハマり、「ポイ活で家を建てた」というほどの達人。

「2022年のポイント年間発行額は楽天市場が約6200億ポイント、PayPayは約6000億ポイント。2社だけで1兆ポイント以上が発行されています。企業のポイント発行額は年々増えているので、これをもらわないのはもったいない。万が一ポイントが失効しても、『もったいなかったな』というだけで損はしないのでローリスクです。特別な我慢をせず、気楽に続けられる節約方法だと思います」（菊地さん）

ポイ活で家を建てることは、本当に可能なのか？　菊地さんに、続ける極意や、今後注目のポイントサービスについて聞いた。

――菊地さんが、ポイ活で家を建てたというのは本当ですか？

菊地：貯めたポイントで不動産は購入できないので、生活費をできるだけポイントで支払って現金を節約し、貯めたお金で土地を購入して家を建てました。

――年間どれくらいの節約になっているのでしょうか。

菊地：私の場合、ポイントは全てマイルに交換しています。1マイルを1.5～2円で換算すると、年間100万円以上になります。本格的にポイ活を始めたのが2006年頃なので、これまで2000万円以上の節約になっている計算です。コツをつかんで、継続さえすれば、家を購入することは可能だと思います。
ポイ活で家を建てるのも夢じゃない――。ポイ活の達人が語る「年100万円超え」の極意 #人生100年　＃令和のカネ（Yahoo!ニュース オリジナル
特集）

流石にこの人は特異点中の特異点で、ポイ活をこじらせて会社を立ち上げてサービスを開発するレベルであり、
皆が皆、この方レベルのポイ活を実践できるわけではない、創意工夫でどうにかなるレベルではない、
という点は割引いて考えた方が良いでしょう。

ポイ活の極意：

ポイ活の極意としてこの方が述べられているのは次の通り。
・支払いは全てクレジットカードで行う。特約店などは把握しておく。
・銀行取引や金融サービスでもポイントを貯める。
・投資信託のクレカ積立を行う。
などなど。

そんな極意で蔵は建たない：

残念ながら、これを実践しても、凡人が年間100万円相当（1マイル1.5～2円換算で50-67万マイル）も
稼げるはずがありません。所詮は決済額の数％がポイントやらマイルで貰えるだけなので、
それで年100万円相当も稼げません。せいぜい数万円～十数万円止まりです。

ポイントを事業としてではなく、消費者として（真っ当に）稼ぐには、決済額を増やす必要があります。

ではどうすればいいか、この人がポイ活をこじらせたように、何か自分の趣味・得意なことを昂らせ、
起業し、資金を集め、人脈を作り、サービスを提供し、金を稼ぐしかありません。
つまり、自分の人生を拡大発展させることが、大きな富を自分に流入させることになるでしょう。

ポイ活なんて副産物：

その過程の副産物として、経費支出や付き合いの食事、その他支出も爆発的に増えていくでしょうから、
クレジットカードの支払額も当然増え、ポイントも当然、桁違いに貯まっていくわけです。

という訳で、家を建てる秘訣というのは、サラリーマン業以外に、
「何かを拗らせる、それも他人とは桁違いのレベルで」、「そして長年をかけて錬成し、
競争社会で生き抜く武器になるまで磨き上げて昇華する」ということになりそうです。

このご時世、何でもありですし、副業もOKな会社も多いので、何か挑戦してみるのもありかと。

そしてポイ活なんて人生の副産物に過ぎません。
人はより悩むべきこと、解決すべきことに思考のリソースを割きましょう。