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auでGalaxy S8、Galaxy S8+、AQUOS Rの購入で最大5000円分のキャッシュバック。「auピタットフラン」「auフラットプラン」を提供する本当の理由。~8/31。

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auでGalaxy S8、Galaxy S8+、AQUOS Rの購入で最大5000円分のキャッシュバック。「auピタットフラン」「auフラットプラン」を提供する本当の理由。~8/31。

「auピタットフラン」「auフラットプラン」を開始して、特に安くなっていないauのプランですが、
7/14より指定端末購入でau WALLETプリペイドカードへキャッシュバックする、
夏のキャッシュバックキャンペーンが始まっています。

期間:
2017年7月14日から2017年8月31日まで

キャッシュバック額:
Galaxy S8/Galaxy S8+ :5,000円
AQUOS R :3,000円

条件:
新規、MNP、機種変更でau契約時に、下記の料金プランに加入し、au WALLET プリペイドカードへ
申し込みをすること。
①「auピタットプラン」または「auフラットプラン」
②「誰でも割」「誰でも割ライト」「スマイルハート割引」のいずれか

Galaxy S8+などは10万円を超える端末であり、正直5000円を貰っても焼け石に水ですが、
貰わないよりは大分マシです。

携帯電話を契約する際には、2年間のトータルコストを考える必要があるので、
貰えるキャッシュバックを計算に入れて、エクセルで入口戦略と出口戦略を考えた上で、
契約しましょう。

目次

「auピタットフラン」「auフラットプラン」を提供する本当の理由:

今になって感じますが、auが「auピタットフラン」「auフラットプラン」を提供しだした理由は、
アップグレードプログラムEXを適用することで、2年間の端末代金を見かけ上半額で表示することで、
購入者の心理的負担を減らし、実態としては25ヶ月目以降もauをアップグレードプログラムEXにて
継続利用させることで、強固な囲い込み戦略を継続させ、他社やMVNOへの流出を防ぐこと、
だったのではないか、と考えます。

Galaxy S8+ SCV35の例で見てみましょう。

見かけ上の端末代金を「アップグレードプログラムEXにご加入し、25カ月目に機種変更した場合」と
条件を小さく書くことで、2225円×24回を多く見せます。

そして、1GBしか使えないプラン(Galaxy S8+ SCV35を買う人間が1GBで済むわけがないのに)で、
auスマートバリュー、かつビッグニュースキャンペーン(1年間のみ)の金額4753円を
一番大きく表示することで、感覚的に顧客に「安い」というイメージを与えます。

このページでいちばん重要なのは、端末代合計106,800円であり、48回払いであり、
26ヶ月目以降でも機種変更をするまで端末代の支払いは48回目まで続き、
かつ機種変時には利用端末の返却とアップデートプログラムEXの再加入(月402円)が必要、
という情報なのです。

2年単位の毎月割前提プランから、2の倍数単位のはめ込み戦略へ:

「auピタットフラン」「auフラットプラン」を普及させ、顧客を2年どころか、4年、6年とはめ込むためには、
毎月割を前提とし、2年単位で考える現行の料金プランでは、都合が悪かったのでしょう。

新プランの設定にあたって、端末代金と基本料金、パケット代を改めて再定義し、
また25ヶ月目以降の毎月割が消滅すると、ユーザーにとって脱出するインセンティブを与えるので、
毎月割は消滅させて最初から料金プランに組み込み、永遠にキャリアロックを行うという、
悪魔のプランです。

やはり、キャリアの料金プランを設計する人間は、相当に頭がよく、かつ料金プランの月額は、
ユーザーがギリギリ支払える料金×ユーザー数=KDDIの利益を極大化するべく、
金融工学を多用するアクチュアリー並の計算から弾き出された月額料金体系なのでしょう。

2年後にキャリアショップに相談に行くとこうなる:

普通消費者は2年間携帯料金を支払うと、「そろそろ機種変orキャリア変えてみようかな」と思いますが、
そこでキャリアのショップに相談に行くと、おそらく次のような勧誘を受けるでしょう。

「アップグレードプログラムEXは4年間の割賦分割のため、あと2年は端末支払いが必要です、
ところが継続してauでアップグレードプログラムEXを利用すると、
残り2年の割賦代金は支払わなくていいんですよ?今au止めると勿体無いですよ?
数万円の一括請求が来ますよ?(もっとも、更に2年後も同じ状況になりますけどね)(小声)」、
と脅される訳です。

実際には、4年間48回の分割払いの内、ほとんどの人間が24回目の支払いで機種変更をするでしょうから、
キャリアの端末代の設定が、そもそも24回の端末代をユーザーから回収する前提で織り込み済みです。

キャリアから見ると、24回払いで更に2年以降もアップグレードプログラムEXを適用して継続してくれる
ユーザー様はお得意様で、機種変せずに48回目まで支払ってくれるユーザー様は更に大得意様。

どっちにしろauの庭から脱出できない養分です。
アップグレードプログラムEXだって月402円かかる有料サービスですからね。

というわけで、キャリアの監獄に嫌気が差した人は、さっさとMVNOに移ることをおすすめします。
関連記事:Huawei P10/P10Plus/P10LiteのMVNO各社の本体代金・キャッシュバック価格比較まとめ。P10(無印)はBIGLOBE、LiteとPlusはnifmoがCB込みで一番安い。


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