我が国、統計捏造大国へ。国交省が指示して基幹統計を書き換え　建設受注を二重計上し、GDPを増し増ししていたことが判明。

我が国、統計捏造大国へ。国交省が指示して基幹統計を書き換え　建設受注を二重計上し、GDPを増し増ししていたことが判明。

2018年に厚生労働省が不適切な手法で統計を集計していたことが明らかになりましたが、
今回、国交省が基本統計を書き換える指示を出し、その結果、GDPが上振れしている
可能性があることが分かりました。

　建設業の受注実態を表す国の基幹統計の調査で、国土交通省が建設業者から提出された受注実績のデータを無断で書き換えていたことがわかった。回収を担う都道府県に書き換えさせるなどし、公表した統計には同じ業者の受注実績を「二重計上」したものが含まれていた。建設業の受注状況が8年前から実態より過大になっており、統計法違反に当たる恐れがある。

2021年12月15日 5時00分
国交省、基幹統計を無断書き換え　建設受注を二重計上、法違反の恐れ：朝日新聞デジタル

リンク先の記事を見てみると分かりますが、そもそも毎月の調査を紙と鉛筆で行い、
建設業者が鉛筆で書いたものを消しゴムで消して書き換えるって、
一体令和の時代にどんなアナログ作業やってんだよ・・・どれだけ我が国は遅れてるんだ。

その上、数字が過大に集計されているため、GDPも過大に反映された可能性がある、
とのこと。GDP増しておいてこのザマなのかよ・・・

やってることが途上国並みですな。これでは中国の捏造統計を笑えない・・・
国の信用を揺るがす大事件です。本当に情けない。何をやっているのか。
責任者の処罰はもちろんですが、そもそもアナログな集計作業そのものに
無理があるので、手法の見直しが求められます。

近代国家で統計の改ざんはやっちゃあ駄目でしょうが。
数字の連続性も失われますし、何を信じ、何を指標とすればいいのか、
分からなくなります。