ソフトバンクの社員、ブローカーと結託して不正な本人確認書類で39回線も契約し、総務省が是正命令を出す。

ソフトバンクの社員、ブローカーと結託して不正な本人確認書類で39回線も契約し、総務省が是正命令を出す。

総務省は、ソフトバンクの元社員が、勤務先の家電量販店の接客を通じて知り合ったブローカーと結託し、
ブローカーから提供された身分証明書を利用して39回線も不正に契約した件につき、
携帯電話不正利用防止法違反でソフトバンクに是正命令を出しました。

総務省は9月10日、契約者の本人確認が不十分だったとして、携帯電話不正利用防止法違反でソフトバンクに是正命令を出したと発表した。元社員がブローカーを名乗る人物と協力して、本人確認をしないまま、不正に携帯電話の回線契約を行っていたという。

　ソフトバンクによると、営業職の元社員は、勤務先の家電量販店の接客を通じて知り合ったブローカーと手を組み、2019年3月から9月まで計39回線の契約に関与。契約には、ブローカーから提供された、運転免許証などの本人確認書類を活用した。

なお、身分証明書が勝手に使われた人より「見に覚えのない契約が有る」としてソフトバンクに問い合わせがあり、
元社員の犯行が発覚。この社員は20年に諭旨退職しているそうですが・・・刑事責任問えないのかね、これ。

なお、不正契約された回線は既に解約済みで、犯罪に使用された事実は確認できない、
とのこと。

おそらく飛ばし番号として反社会的勢力に転売され、使い捨てられていったのでしょう。

という訳で、ソフトバンクさもありなん。コンプライアンス意識が問われる事件です。