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コカ・コーラの機能性表示「食品からだ巡茶 Advance 410ml」が抽選で1万名に当たる。~12/20。

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コカ・コーラの機能性表示食品「からだ巡茶 Advance 410ml」が抽選で1万名に当たる。~12/20。

体についた脂肪を減らすという、機能性表示食品の「からだ巡り茶 アドバンス」ですが、
2017/1/30に新発売だそうな。

なお、機能性表示食品は特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別審査を受けたものではなく、
業者の届け出と主張により表示ができるものです。効果はお察しください。

これまでのからだ巡り茶に加えて、ローズヒップ由来のティリロサイドを配合したそうな。
このローズヒップエキスが肝臓や筋肉で行われている脂肪の代謝を促進するそうです。

目次

ローズヒップ由来のティリロサイドの脂肪減少効果:


対象食品摂取群とくらべて、ローズヒップ摂取群がp<0.01で統計的に有意に
腹部全脂肪面積が減少し、かつ12週間ほどローズヒップ由来のティリロサイドを摂取する前と
比べてもp<0.01で統計的に有意に腹部全脂肪面積が減少したそうな。

ただし、よくよく読むとティリロサイド0.1mgを含むローズヒップエキス100mg含有食品を
12週間摂取したのであって、この「からだ巡り茶 アドバンス」を飲んだために
痩せたわけではないことに注意。

なお、根拠となっている論文は「長友ら, Anti-aging Science, 5(1), 36-40, 2013から改変」ぽいですが、
この長友という方のフルネームは「長友暁史」さんで、
森下仁丹株式会社 研究開発本部 ヘルスケア開発部
研究開発グループ リーダー 薬剤師とのこと。

ググッた結果、このAnti-aging Science以外の根拠論文はありませんでした。
ただ、ティリロサイドの英語スペルであるTilirosideでGoogle Scholar検索すると、
そこそこ論文がヒットするので、暇な人は読んでみると良いかも。

で、森下仁丹株式会社は、機能性表示食品ということでローズヒップの届け出を行っています。

販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)
2015/4/17付
消費者庁届け出文書:http://www.caa.go.jp/foods/pdf/A16-ippan.pdf

ちゃんと「ランダム化比較試験」が行われ、統計的に有意な結果が出たということなので、
信用度は高いかも。ただし、所属がこんなサプリメントを販売する森下仁丹ですので、
どうしても管理人は否定的なイメージを拭えません。

まぁとりあえず試してみましょうか。


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