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ビッグデータ解析を使って複垢乞食を絶滅させる不正注文検知サービス 「O-PLUX」がリクルート『ポンパレモール』で稼働開始。今夜は震えて眠れ。

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ビッグデータ解析を使って複垢乞食を絶滅させる不正注文検知サービス 「O-PLUX」がリクルート『ポンパレモール』で稼働開始。今夜は震えて眠れ。

「かっこ株式会社」という、もう少し社名考えてよ、と突っ込みたくなるような株式会社が、
大手ショッピングサイト向けに乞食絶滅サービスを開始したのでご案内。

目次

不正注文検知サービス 「O-PLUX」 とは

ビッグデータを活用し、クレジットカードの不正利用や詐欺などのあやしい注文者のふるまいを統計技術で検知する
不正注文検知サービスとのこと。

具体的にどのような機能があるかと言うと:
・名寄せ
日本語特有の漢字変更、住所番地ずらし等を検知出来る。斉藤⇒斎藤など。

デバイス認証
端末情報を取得分析し、使用端末を類推特定する。複垢でクッキー削除したりIPアドレスを変えたり
プライベートモードを駆使して注文しまくる乞食の環境を特定します。

共有ネガティブDB
利用企業間のネガティブ情報(詐欺・未回収・クレームな)を共有出来る。

我々にはどんな影響が出るの?:

・システム側で過去にブラックリストに載っている人と同一人物が不正な注文を繰り返している判定された場合、
注文が弾かれます。名前や住所を変えたり、郵便局留めにしても全部弾かれます。
その為、新規会員登録をした場合の特典をもらいまくる乞食さんなどは、かなりのダメージですね。

・ブラックリスト入りした場合、アカウントの再登録なども全部弾かれるようになります。

・ユーザーのクリックも監視出来るので、不正なアフィリエイト報酬やポイント詐欺なども出来なくなります。

・代引決済の受け取り拒否や、過去に未払いが残っているようなユーザーが新たにアカウントを作成して、
登録しようとしても登録の時点で弾かれるか、注文段階で弾かれます。

注文・アカウント登録が弾かれたのは、ユーザーに見えない?

という訳で、かなり業者側に優しく、乞食さんに厳しいサービスとなっています。
ただし、企業側にとっては当然誤検知による名誉毀損と戦わなくてはいけなくなります。
健全なユーザーが誤検知で弾かれ、PC上にメッセージとして
「貴方は過去にオイタしてません?注文はBANしたぜm9(^Д^)プギャー」なんて表示されたものならば、
人によっては運営元の広報に電話突撃したり、SNSで拡散したりするでしょう。
「ポンパレモール、他人を犯罪者扱い、もう買わない」とか見出しをつけて。

企業はそのようなクレームにも対応しなくてはいけないので、おそらく注文・アカウント登録が弾かれた場合でも、
ユーザーにBANメッセージは表示させず、画面上は「登録・注文を受け付けました」と表示させて、
中では最終的に責任者の人の目視チェックになるかと。

そうなると、自分がブラックリスト入りしているのかどうか、ユーザー側では判断がつかないため、
引き際が分からないことも出てくるかも。まぁ最初からそんなことをするなって話ですけどね。

企業側のデメリット:ユーザー数激減で企業側も出展企業や広告が集まらない?

企業側のPRポイントとしてよく「ユーザー数」が挙げられます。ユーザー数が多いとサイトが賑わっているよ、
ということで別の企業が広告の掲載の判断基準にしたり、サイト買収の祭の評価額に直結します。
もちろんユーザー数が多いと、ポンパレモールの営業も「ほら、これだけユーザー数が多いのだから、
もっと出店しましょう、広告も打ちましょう」と言いやすくなるわけです。

さて、ユーザー数とは別に、アクティブユーザー数という指標があります。こちらは、「登録しただけでなく、
実際に買物をする顧客」とのことです。mixiなんかがいい例で、日本人みんな登録しているけど、
もはや誰もログインしていない=アクティブユーザー数が少ないということになります。

さて、 「O-PLUX」 にてブラックリスト入りしたユーザーの登録を排除したり、アカウントを凍結したりすると、
ユーザー数が激減します。ポンパレモールでは、アカウントごとに300ポイントが配布されたりするため、
それを目的に同一ユーザーが登録&買い物をする例もありますが、その場合のアクティブユーザーも
BANし始めると、ポンパレモールは潜在的な顧客を失うことになります。

ポンパレモール、現状で客があまり付いていません。その状況でさらに首を絞めることになります。

という訳で、乞食さんにも企業にもマイナス面があるこのサービス、ポンパレモールで実績を積むと、
少なくともリクルート系サイトには全部導入されるでしょう。果たしてそれが企業・ユーザーにとって
幸せなのでしょうか。結果は神のみぞ知る、ですね。


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