HISモバイルが「変なSIMカード」を発売へ。海外1日200MBまで500円で使えるローミングSIMサービス。7/1～。
※9/30まで1980円⇒990円セールを開催中。
日本通信とH.I.Sが合同で設立したHISモバイルですが、早速変なSIMサービス「変なSIMカード」を発表しました。
料金詳細：
発売日：2018/7/1～
料金：24時間500円。24時間200MBまで、それ以降は128kbps以降となる。
SIM本体価格：1980円、9/30までは990円。
一度買ったSIMは何度でも使え、1日500円で海外旅行も200MBまで通信可能となります。
APN設定は専用アプリが行ってくれるそうな。
ただ、1日200MBかよ・・・写真などの送受信は控えたほうがいいか、
夜にホテルのWiFiでまとめてやったほうが良いかも。
なお、SIMフリー端末が必須です。
対象となる国・エリア
75カ国以上で使えます。
・北米：アメリカ合衆国、ハワイ、グアム、カナダ、メキシコ
・アジア：中国、韓国、香港、マカオ、マレーシア、台湾、タイ、シンガポール
・インド、スリランカ
・オーストラリア、ニュージーランド
・ヨーロッパ概ね全部
・ロシア
・アフリカは未対応地域が多いかも。
という訳で、日本人が日常的に出張または旅行するエリアは概ね対応していますので、
エリア的には問題ありません。
GlocalMeとの比較：
端末が2万円程度のGlocalMe G3 モバイルWiFiルーターです。
細部は次の記事を参照して下さい。
関連記事：ワイモバイルが月3980円+1日90円で海外で7GBまで通信可能なモバイルルーター「Pocket WiFi 701UC」を発表へ。それでもGlocalMe
G3が安い。4/24～。
GlocalMe料金：
0.05 EUR/MB。上限値が設定されており、一つの国で24時間で10ユーロまでの課金となります。
1ユーロ130円として1MB=6.5円で従量課金制、10ユーロで1300円で24時間高速通信で使い放題となります。
地域別料金：
7ユーロ(910円）：中国・台湾・香港で合計1GB（有効期間30日)、2GBで13.9ユーロ
10ユーロ（1300円）：ドイツ、フランス、イタリア、スイス、スペインで合計1GB(有効期限30日)
12ユーロ（1560円）：カナダ、メキシコ、米国で合計1GB(有効期限30日)
15ユーロ（1800円）：日本、韓国で合計1GB(有効期限30日)
という訳で、一週間～一ヶ月の長期滞在となると1日500円の変なSIMカードは割高となりますが、
2-3日のスポット旅行であれば、GlocalMeよりは割安かと。
そもそもGlocalMeは380gもあって、ちょっと重たいのですよね。
滞在日数別オススメ運用：
キャリアの提供するプランはドコモで980円、ソフトバンクで2980円、auで980円ですから使えないとして、
日数や滞在種別ごとに書くと以下と通り。
海外旅行に慣れた人：現地のプリペイドSIM一択。
※現地プリペイドSIMを買うのが好きな人、店員と会話して売れ筋を探すのが好きな人、
割り当てられるIPアドレスなどを調べて楽しめる人など。
海外旅行に慣れてない人、SIMカードを買うのが面倒くさい人：
※現地のプリペイドだとその国のサービス規制（SNSが利用できないなど）の制限を受けやすいのですが、
それを突破したい人。どっちにしろVPN使えばなんとかなる？
・1日～1週間程度のスポット旅行：変なSIMカード、1日500円。
・1週間～2週間程度の旅行や、複数の国を飛び回る出張：現地のプリペイドSIMや海外WiFiサービス、GlocalMe。
・長期滞在：現地でキャリアと契約。社会保障番号とかいるかも。詳しくは現地で。管理人は詳しくありません。
ちなみにアマゾンではFAREASTONE 台湾プリペイドSIM、LTEが5日間980円使い放題SIMなどを売っていますが、
使えたor使えなかったという評価でレビュー欄は悲喜こもごも。
発送業者がSIMをアクティベートせずに送ってきた、期限切れを送ってきたという話もあり、
楽しい海外旅行でそんなどうでもいいトラブルに巻き込まれたくない人は、
多少割高でも日本語でのサポート体制がそれなりにあるサービスを利用したほうが良いかも。
ただしボッタクリキャリアを除く。
海外旅行に慣れてきたら、事前にアマゾンで国別のプリペイド激安SIMを買っておき、
バックアップで変なSIMを持っていき、国別のプリペイド激安SIMのアクティベーションに問題があれば、
現地で変なSIMを取り出して使う、などの運用も可能かも。
ただ、現地で変なSIMがアクティベーション出来るかは不明。サービス開始は7/1ですので、
それまでに大筋が固まるでしょう。
日本国内においてキャリアやMVNO、Wi-Fiを用いたアクティベーションが必要となります。
