【完全敗北】ワンセグ付きスマホでNHKの契約が必要へ。最高裁が判決を下す。国産スマホは終了へ。年1.4万円の負担増へ。

【完全敗北】ワンセグ付きスマホでNHKの契約が必要へ。最高裁が判決を下す。国産スマホは終了へ。

2019/3/13、最高裁第3小法廷（山崎敏充裁判長）がワンセグ携帯はNHK契約が義務である、
という旨の判決を下しました。決定は3月12日付とのこと。

元々はワンセグ携帯の所有が放送法で定める「受信設備の設置」に該当するかが長らく争われており、
一審さいたま地裁は2016年に
「ワンセグ携帯は『設置』は設け置くという意味で、『携帯』の意味は含まない」とし、
契約義務を否定していました。

2018年、二審東京高裁では「『設置』には『携帯』も含むと解すべきだ」と判断し、
一審判決を取り消し、NHK側の逆転勝訴としました。

2019年3月13日、最高裁にてワンセグ携帯は「契約の義務がある」と判断されたため、
この国における司法判断は確定しました。

NHKとワンセグ絡みの裁判まとめ

2016/8/26：1審さいたま地裁（大野和明裁判長）⇒ワンセグ契約義務なしとした。
2017/5/25：1審水戸地裁（河田泰常裁判長）⇒ワンセグ契約義務ありとした。
2017/12/6：最高裁裁判（寺田逸郎裁判長）⇒テレビがあると契約義務ありとした。
2018/3/22：2審東京高裁（1審東京地裁、白石史子裁判長）⇒1審を支持し、ワンセグ契約義務ありとした。
2018/3/26：2審東京高裁（1審さいたま地裁、深見敏正裁判長）⇒さいたま地裁のワンセグ契約義務なし、を覆した。
2018/6/21：2審東京高裁（1審東京地裁、萩原秀紀裁判長）⇒1審を支持し、ワンセグ契約義務ありとした。
2019/3/13：最高裁第３小法廷（山崎敏充裁判長）⇒ワンセグ契約義務ありとした。　NEW

契約しなければ良いんでしょ、ではない。

既に2017/12/6において、「今後、NHKより契約を締結しないことを理由に民事訴訟を起こされて
契約の締結を求める判決が下ると、テレビを設置した日に遡って受信料の請求が来る」旨の
最高裁判決が行われています。
関連記事：【大悲報】【合憲判決】未契約にも関わらずNHK受信料の支払いを求める是非、合憲性について、最高裁が判決へ。12/6～。

別にワンセグ持っていることがばれないと大丈夫だろ？所有の証明を行うのはNHKだし、見せる必要もない、
と考えている人も多いかもしれませんが、大いに問題があります。

なぜならば、高圧的で高飛車でヤクザなNHK受信料徴収員が契約行為を恐喝してきた時、警察に通報して
私有地からの不退去罪を問うことになりますが、この通報するときに携帯電話を見られる可能性があります。

このときに使っていた携帯がAndroidのワンセグ付き携帯であればアウト。ガラケーもアウト。
民事訴訟を起こされて、当然NHK受信料徴収員は「ワンセグ付き携帯を携帯していることを確認した」と
言えますから、一般市民は敗訴してスマホを所有したときに遡ってNHK受信料を没収です。
なんだか無茶苦茶な世の中ですな。

うっかりガラケーでも見せるとアウト：

うかつにNHK受信料徴収員にガラケーを見せたことで型番を確認され、本社にワンセグの有無を
確認され、その場で契約を強制され、後日MNPでiPhoneに移行するも、機種変更証明書や
旧機種の破棄証明書などの提出を求められ、異常な執着心で粘着された話もあるようです。
テレビなし、ワンセグだけでNHK受信料契約をした話 ～契約から解約までの流れ – 誰かさんのタメイキ

ちなみに、車のポータブルテレビやカーナビでNHKが受信できる人も対象となるでしょう。
今外から見える形で車につけている人は、今晩中に隠しましょう。

受信料はおいくら？

ところで、受信料を払う羽目になったらどうなるのでしょうか。NHK定価は次のとおりです。
ワンセグのみの契約となる場合、金額がどうなるかは不明。

参考：NHK受信料の窓口　※沖縄県は異なります。

おそらく緑色の部分が該当し、2ヶ月で2520円、12ヶ月で13990円となります。

なお、リンク先にてNHKが病的に執拗に「放送受信契約の未契約世帯に対する民事訴訟について」のお知らせを
書きまくっており、全国各地で数十件の契約締結を求める民事訴訟を行いまくっているのが分かります。

傍から見ると完全にヤクザですが、この国の最高裁判所がこれにお墨付きを与えたことになります。

解決策：

・NHK徴収員通報用のiPhoneや海外SIMフリー端末を用意して通報する。
・通報するときに携帯電話は見せない。（そもそもインターホン越しに対応し、家から出ない）
・もうワンセグが見える国産スマホなんて捨てる。iPhoneにする。
・ドコモ　Huawei P20 Proはおサイフケータイが日本モデルのみ対応、ワンセグ/フルセグ非対応なので、
これに変える。
関連記事：ドコモでHuawei P20 Pro HW-01Kがおサイフケータイ対応へ。国産メーカー終わったな。ライカ製トリプルレンズ/6.1型/Android8.1/Kirin970/6GB/128GB。6月15日～。

ワンセグなしAndroidスマートフォンとは：

※現在表を作成中。

流石に2ヶ月で2500円、年1.4万円払ってワンセグ付きAndroidスマートフォンを維持する人間はいないでしょう。
もっとも、家庭で既に契約している場合は二重契約は必要ありませんが、
一人暮らし世帯は真っ先に狙われます。

明日以降は戸締まりを厳重にし、不用意にドアチャイムに反応しないようにしましょう。

富士通のアローズ、ソニーのXperiaシリーズ、シャープアクオス（台湾）などの国産メーカーは
更に売上が下がる可能性があります。
部品メーカー含めて雇用が失われますが、時代の流れかもしれません。

唯一の対抗策は、国産スマホを投げ捨て、テレビも廃棄し、受信設備を持たないことです。
意外と困らないですけどね。

本当に美しい国、日本ですね。

ただし、次はNHKのネット配信が待っております。
ここまで来ると、全世界でインターネットに繋がるだけで、年1.4万円の徴収が可能となります。
まさにディストピアの世界ですね。もはや人頭税ですね。

ワンセグなしでコンパクト防水、おサイフケータイありのAQUOS R2 compactはこちらで安く買えますよ。
3/28　11時までですが。

関連記事：【実質無料MNP弾】【3/13クーポン追加】OCN モバイル ONEでP20liteが一括864円、nova3が17800円となる新年度★開幕直前スマホ市を開催中。AQUOS
R2 compact SH-M09、novalite3も安い。3/8～3/28 11時。更に2年間320円引き。

関連記事：NHK対策のおサイフケータイ付きでワンセグが付いていないAndroid機種一覧まとめ。