【レビュー】やたら綺麗な天然温泉・銭湯の久松湯に行ってきた。460円で安いけど家族連れ多すぎ。口コミまとめ。
ちょっと人生に付かれたけど、お金がないので安めの銭湯に行こうと思いたち、
前から気になっていた「公衆浴場の割にやたら綺麗」という評判の温泉、久松湯に行ってきました。
結論として、「確かに綺麗だけど写真ほど広くない、落ち着けるスペースも少ない、
また家族連れ、子供多すぎ賑わいすぎ」という感想です。
まぁ管理人が訪れた土日の夕方17-18時という、一番のピーク時だったのが大きいかもしれませんが。
なお、ざっと調べたところ、クーポンは特にありません。
Yahoo!オークションで都内共通入浴券が10枚綴りで4300円で販売されていますが、
まぁ定価460円のものにそこまで必死にならなくてもいいだろう、と思います。
東京練馬区桜台 天然温泉 久松湯 アクセス方法と最寄り駅:
電話:03-3991-5092
所在地:東京都練馬区桜台4-32-15
最寄り駅は西武池袋線「桜台駅」徒歩5分、西武有楽町線「新桜台駅」徒歩8分ぐらいです。
どちらも池袋から10-15分程度の距離となります。
久松湯の営業時間、定休日、料金表:
営業時間11:00 – 23:00
定休日毎週火曜日入浴料金:
大人[12歳以上]460円
中人[小学生]180円
小人[未就学児]80円
サウナ別料金400円
なんと入浴料金460円という素晴らしいコスパ。サウナは別料金ですが、それでも860円。
池袋などでおしゃれなバーの洒落たカクテル1杯分の料金で、お風呂には入れ、
サウナで汗を流すことが出来ます。管理人もウッキウキ。行ってきました。
という訳で、レビューしていきます。なお、オリジナルで撮った画像がないので、
公式画像を引用して解説する形とします。流石に温泉施設内で写真を撮ると、
お巡りさんこっちです、になりますからね。
①外観
まずこんなに大きく見えないぞ。カメラの広角レンズ頑張りすぎ。ただ、写真右側に駐輪場があるため、
近所の家族連れの人は来やすいかも。
②料金所
流石に中身は綺麗です。受付の人も、若いお兄さんとおねさん。
よくある公衆浴場の「銭湯と同じぐらい酷使されたおっさんとおばさん」がダルそうに店番をしている、
ということはありません。
あとから気が付きましたが、この写真にある右手側のベンチスペース、これが休憩スペースとなります。
え?こんだけ?と思いますが、これだけです。ビールを飲んで寝転がったり、
ゆっくりと家族や相方を待ち合わすスペースはありません。
なお、この写真左側に有料のリラクゼーションサロンや、その手前にコーヒー牛乳が置いています。
おっさんの管理人はここでコーヒー牛乳を風呂後に買いました。
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③更衣室
料金所で料金を払うと、更衣室のロッカーに差し込むカード型キーが渡されます。
なお、このカード型キーの番号とロッカーの番号、意味がありそうにみえて何の意味もなく、
どれでも使えます。紛らわしいわぁ。。。
なお、子供やら家族連れでこの更衣室はかなり狭いものとなっていました。
また、ドライヤーも有料(10円~50円ぐらい)でした。
綺麗で掃除も行き届いているのですが、なにぶん人が多いですね。
なお、ロッカー数は十分にあります。
④浴室
ほえー中綺麗だねーというのが第一の感想。
写真は奥行きを強調しすぎぃ、実物はそこまで広くねーぞというのが第二の感想。
綺麗ですが、そこまで広くありません。
広さはその辺の小汚い銭湯の2-3倍ぐらい。
風呂の種類は、
・大風呂
・水風呂
・ジェットバス3-4基
・電気風呂2期
・炭酸風呂
・露天風呂
・サウナ(別料金)
です。
やっぱり人多すぎでちょっと気を使いました。土日の夕方なので、このぐらい混むのが普通なんでしょうね。
⑤洗い場
洗い場の数は十分にあります。
ただ、シャワー付きの洗い場とない場所があり、シャワーも固定式(銭湯で一般的なもの)と、
手で持つタイプ(家庭で一般的なもの)の2種類があります。
現代っ子は手で持つタイプのところに座りましょう。
まぁそこは人気らしくて、ちょっと人が多かったのですけどね。
なお、忘れていましたが、ここはスーパー銭湯ではなく、公衆浴場であり、
物価統制令(昭和二十一年勅令第百十八号)第四条及び
物価統制令施行令(昭和二十七年政令第三百十九号)第十一条の規定を受ける場所です。
だからこそ460円というロープライスでこれだけ綺麗な場所を提供できるわけです。
何が言いたいかというと、石鹸とシャンプーはありません。タオルもありません。
自分で持っていく必要があります。もしくは受付で10円-100円で買えます。
10円ぐらい払うのは惜しくないですが、なんとなく払う事自体が惜しい人は、
自宅から全部持って行きましょう。
⑥サウナ
結構広い。8人ぐらいは同時に入れそうです。
なお、浴室内に冷水機なんて洒落たものはないので、水はペットボトルで自分で持ち込みましょう。
サウナ前にメガネやペットボトルを置くスペースは、アルミラックで結構余裕を持って確保されています。
⑦露天風呂
四方を壁とガラスに囲まれ、展望は望むべくもありませんが、ちょこっと植わっている木が
なんとなく心の癒しになるのと、空は吹き抜けのため、結構開放感が味わえます。
まるで全裸で道を歩く気分。背徳感が気持ちいい。
ただ、こちらも6-8人ぐらい入るといっぱいかも。ベンチがあるので、そこで休むお父さんが沢山。
湯温が結構高いんですよね。
⑧炭酸風呂 写真なし
炭酸風呂は普通の風呂と比べて少し温度低めで、ちょうど体温と同じぐらいの温度で15分ぐらい入るのが
結構気持ちいいのですが、ここの炭酸風呂は湯温が高く、ちょっと長居するのはキツイかも。
総評:
結果として、460円の割には恐ろしく清潔で、お湯も(人がすくなれけば)ゆっくり浸かれ、
かつサウナも400円で合計860円はかなりリーズナブル。
ただ、人口の割には用意されている面積が狭く、ちょっと余裕が無い感じ。
露天風呂にあった木のスペースや、その隣にある、木が眺められる(ただしベンチすら無い)ガラス張りの空間を
全部露天風呂やら風呂のスペースに当てたほうが良さそう。
休憩室も殆ど無いので、いっそもっと狭くして木製のベンチぐらいをちょこんと置くぐらいにして、
更衣室を拡張したほうが良さそう。利用者の少なそうなリラクゼーションサロンなんてぶっ壊して、
そこにゆっくり出来る畳部屋でも確保したほうがよさそう。そんな印象を持ちました。
家の近くにあれば、空いている時間を狙っていくのはかなり楽しそう。
ただ、首都圏の人がわざわざ電車を乗り継いでまで入りに行くものではないですね。
温泉気分を楽しみたいのであれば、
豊島園 庭の湯や、さやの湯処(板橋区)などに行くのがいいかも。
もっとも値段は5-10倍ぐらいしますけどね。
何度も書きますが、久松湯はスーパー銭湯ではなく、物価制限令下にある公衆浴場なのです。
一流の温泉施設ではありません。あくまでも公衆衛生を確保するための施設です。
基本はお風呂に入れるだけ、あとは全部別オプションで別料金です。
過度な期待はせず、「ちょっと綺麗な銭湯らしいぞ」ぐらいの気持ちで行きましょう。