吉野家で豚丼が復活記念で期間限定セール中。～4/12 20時。
元々牛丼と豚丼のハイアンドローミックス戦略を実施していた牛丼屋ですが、
値下げ戦争とアメリカ牛肉の価格下落により、牛丼の価格が下落しきったため、
豚丼を提供する意味がなくなり（牛と豚、同じ値段ならそりゃ牛を食べます）、
厨房のライン整理も含めて低コスト化を推し進めるために消滅した豚丼でした。
時たま「塩ネギ豚丼」とかで期間限定で復活されていた松屋もありましたが、
今回、吉野家から本格的に豚丼が復活するということで、
期間限定セールを開催中です。
～豚丼セール価格～
◇並盛 330円⇒300円
◆アタマの大盛 430円⇒400円
◇大盛 500円⇒470円
◆特盛 630円⇒600円
今更豚丼を提供する理由ですが、おそらくですが、牛丼の価格が380円とまた上がってきたため、
380円を払えない顧客（貧乏人）を拾うべく、いわゆる経済学で言う死荷重を市場から拾うために、
価格戦略として低価格帯にもアプローチするために、安めの豚丼を提供するのではないでしょうか。
牛丼価格はまたデフレスパイラルの頃のように価格を下げたくないため、
300円という価格での豚丼の提供に至ったかと。
一度上がった顧客平均単価（ARPU＝Average Revenue Per User）はそうそう上がらないため、
安易に値下げするのは危険ですしね。まぁ現状マクドナルドが必死にARPUをあげようと
頑張っていますが、市場からフルボッコにされているのをみると、その大変さが伝わってきます。
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