プレジデント「デパート積み立てで年利15％をほぼ確実に得られる」。余裕を楽しみたい人はやってみよう。

プレジデント「デパート積み立てで年利15％をほぼ確実に得られる」。余裕を楽しみたい人はやってみよう。

今どきデパートの友の会、積み立てなんかやる人いるんかよ、とも思いつつ、
プレジデントで記事になっていたのでご紹介。

　デパート積立とは、一般的には、毎月一定額を積立、1年後(12カ月後)に、積立額13カ月分の満期金を受け取る商品です。たとえば、毎月1万円の積立なら、1年後には13万円の満期金となります。

　積立額は5千円、1万円、3万円など、百貨店によってさまざまですが、つまりは、1カ月分の積立額がおトクとなるわけです。

■デパート積立が年利回り15％のワケ

　毎月1万円の積立なら、積立総額12万円に対して1万円の収益だから、約8.3％(1万円÷12万円)ではないか……と思われるかもしれませんが、そうではありません。たしかに、投資額と収益の関係だけを見れば、利回りは約8.3％です。

　しかし、この約8.3％は、積立総額12万円を最初に一括で払い込み、1年間預けたときの数字なのです。

　実際には、初月の積立額1万円は1年間きっちり預けますが、2カ月目以降の預入期間は1年未満であり、最終月の積立額1万円にいたっては1カ月しか預けていないのです。すなわち、積立の資金効率は非常に良くて、計算の詳細は割愛しますが、この場合、実質の利回りは約15％となるのです。
「年利15%をほぼ確実に得られる」最強の金融商品”デパート積立”で最大限得する人がやっている使い方（プレジデントオンライン） – Yahoo!ニュース

そもそもデパートや百貨店を利用しないほうがお得説：

そもそも、デパートで売っているものなんて割高ですし、アマゾンやらヤフショやら楽天で買えばいいでしょ・・・
という発想が庶民です。

「かんりにんがかんがえるさいきょうのお金持ち」は、きっとそういう発想はしません。
あら、15％も付くのね、この低金利時代にお得じゃない、しかも15％分は非課税なのね、
いいじゃない、と思うはずです。たぶん。

そこまで行かなくても、日常的に利用している人＝生活にそれなりに余裕のある人は、
積み立てたほうがお得かと。

積み立てに向いている人：

・そもそも余裕のある人。かつ、贅沢しすぎない人。
庶民から見て贅沢しすぎるような天上人は、外商がついていて、桁が違う買い物をするでしょう。
月最大5万円という百貨店が多い友の会では、消費額を賄うことが出来ません。
管理人が見たことがないような全く別の枠組みで買い物を楽しんでいるのでしょう。

・デパートの惣菜コーナーを結構利用する人。
割引の時間帯に行くと結構お買い得ですし、
何よりテンションが上ります。ものも美味しい。

・服やらプレゼントをしょっちゅう買う人。15％付くならば悪くない。
いちいち試着してからネットで買うのも結構面倒くさいですし。

なお、プレジデント誌でも言っていますが、「百貨店が倒産した場合にはパーになる可能性もあるので、
気をつけましょう」とのこと。

実際には割賦販売法の前払式特定取引業に該当するので、前受金の50%に相当する額の保全が
行われているはずなので、1/2は返ってくる可能性が高いですが・・・
消費者相談事例（近畿経済産業局）

まぁデパートで買い物を楽しめる人は、デパートの倒産で100万円以下の積み立てが吹き飛んでも
どうとでもなる収入と資産があるので、人生に影響はないかと。

という訳で、生活に余裕のある人は、家計が傾かない程度に百貨店友の会を利用し、
15％バックで旨々しつつ、贅沢で余裕のある生活を楽しみましょう。