コンパクトスマホは絶滅するのか。iPhoneSE（初代）が至極だったよな。

コンパクトスマホは絶滅するのか。iPhoneSE（初代）が理想だったよな。

昔はiPhoneSE（初代）（58.6mm）など、幅60mmをきるものや、Xperia X Compact（幅65mm）程度のものが
「コンパクトスマホ」と呼ばれ、比較的持ちやすく、片手操作もしやすかった記憶があります。

しかしスマートフォンは、市場のニーズに答えるべく、あれよあれよといううちに大型化し、
今では幅60mmをきるものはメジャーな製品ではほとんど存在しておらず、
比較的コンパクトと言われるPixel7a/8aでも幅72.9mmと、7cmを超えています。

iPhone 13 miniを最後に、iPhoneでもminiシリーズが消滅してしまいました。

どうしてこんな大型化をしているのでしょうか。

　さて、昨今コンパクトなスマートフォンが減りゆく理由は、やはり市場ニーズの変化が大きいと考える。特に大容量で高速通信が可能な5Gの普及、これに伴う動画視聴や各種ゲームなどのニーズが増えたことが、端末サイズの変化にも影響を与えていそうだ。

　ゲームはもちろん、動画はYouTube ShortやTikTokをはじめとした縦動画アプリの普及も影響しており、画面の小さい機種では視聴しにくい、操作UI（ユーザーインタフェース）が小さく表示されて使いにくいものも増えてきている。

　そのような中で動画視聴やSNSも快適に楽しめ、最も多くの方の手になじむ最適解が、iPhone 15クラスのサイズ感だと考える。もちろん、iPhone 15 Pro Maxといった大画面のスマートフォンも市場では存在感を示しており、ゲームや動画視聴といったコンテンツの消費という側面では優位な存在だ。

　一方で、画面も小さい小型のスマートフォンはその恩恵を十分に受けられない。近年の「コンパクト」をアピールするZenfone 10やXperia 5 Vでも、動画視聴やゲームなどの体験を損なわないギリギリのラインの画面サイズにしている。動画コンテンツやゲームとスマートフォンは今や切り離せない存在なのだ。
“コンパクトスマホ”は絶滅するのか？　変わりゆく「小型の定義」と「市場ニーズ」（ITmedia Mobile） – Yahoo!ニュース

つまり、ユーザーニーズとして、動画や画像を大画面で楽しむためには画面の大型化を求める声が
大きい、とのこと。また、メーカーサイドの声として、SoCとプロセスルールの高密度化で発熱が激しく、
放熱のために小型化が難しいのと、大容量バッテリーを搭載するためにはガワが大きくないと
いけないためでしょうね。

正直、大きなスマホは片手で操作しづらいですし、落として破損の一因ともなります。
Xperiaを代表するような縦長スマホも、メニューが上と下で離れており、使いづらい。
あれ誰得なんだろう。横にして動画をよく見る層か。

なお、コンパクトスマホとしてはASUS Zenfone 10が約146.5mm×約68.1mm×約9.4mmで
幅7cm以下であり、IIJmioで結構安いので管理人はちょっと狙っています。

関連記事：iijmioでZenfone10が在庫復活。ハイエンド＆コンパクトを求めるならばこれ。4/1～6/3。 | 節約速報

とは言え、そこまでメジャーな機種でもないしなぁ・・・別にケースとかはアマゾンで買うから、
問題なく手に入りますが・・・なんとなく無難なPixelシリーズなどを選びがちです。

流石にこれ以上スマホが大型化して、幅8cmなどになってくると、ズボンに入らなくなるので勘弁して欲しい。
ただ、日本人以外はそこまでコンパクトスマホを欲していないのでしょうか、スマホと画面サイズは
大型化傾向にあります。

国産スマホメーカーにもう少し勢いがあったらなぁ・・・無理か、彼らは既に概ね滅びたのだ。
無い物ねだりをしてもしょうがないので、舶来の大型品を使わざる得ないでしょう。

どこかのメーカーが、iPhoneSE（初代）程度のボディサイズで、ベゼルレスで今風のデザインにして
出してくれないでしょうかね。無理か、思ったほど需要が無いのでしょうね。
需要があれば、既に市場に出回っているでしょうし。

管理人のように手がホビット族（小さい人）にとっては、生きづらい世の中です。