セブンイレブン、フランチャイズを切ったけど元オーナーが居座って明け渡さない店舗の駐車場に、うっかり強制的に別の店舗を建てようとする。

セブンイレブン、フランチャイズを切ったけど元オーナーが居座って明け渡さない店舗の駐車場に、うっかり強制的に別の店舗を建てようとする。

セブンイレブンのオーナーが人手不足を理由に自発的に時短営業をした罪に問われ、
フランチャイズ契約を解除されたにもかかわらず、オーナーが明け渡しを拒否している問題で、
セブンイレブン本部はこのお店の駐車場に別の店舗を建てるべく、工事を開始しました。

「セブン‐イレブン」の東大阪市の店舗の元オーナーで営業時間を自発的に短縮したあと、本部からフランチャイズ契約を解除された松本実敏さんは、不当な意趣返しだと主張して裁判を起こしたのに対し、本部側も契約解除は接客態度の苦情が多いことなどが理由だとして、逆に松本さんに店舗の明け渡しを求める訴えを起こしています。
双方が対立したまま裁判が続く中、本部側は１日、この店舗の駐車場に別の仮店舗を設置する工事を始めました。
本部側は周辺の住民からオーナーを変更して営業を再開することを希望する声があるとして、土地も本部が地主から借りているので、工事に踏みきったと説明しています。

これは草。気がついたらセブンイレブンが2店舗出来ていたぜ状態。
もっとも、居座っている店舗はフランチャイズ契約を切られているので、
商品の配給などは行われず、営業はされていないでしょう。

セブンイレブン側の主張は：

セブンイレブン本部側は「元オーナーの接客態度への苦情が多かった。
フランチャイズ契約を切ったのもブランドイメージを傷つけられたからで、
時短営業は関係ない。周辺の住民からオーナーを変更して営業を再開することを
希望している声がある」と主張していますが、果たしてどうだか。
セブンイレブン側が作った（言わせた）ストーリーの気がしますね。

地域住民からすると、そりゃオーナーの態度がどうであれ、
身の回りにコンビニが1件でもあったほうが良いに決まっていますし。

土地はセブンイレブン本部が借りているもの：

ちなみに店舗の土地はセブンイレブン本部が借りているので、法的には問題ない模様。

元オーナーもかなり意固地になって裁判を継続しているようにも見えますし、
どちらが正義なのか、はっきりとは分かりませんが、とりあえず近くに住んでいる人は、
この面白そうな対立を眺めに行ってみましょう。野次馬はいつの時代も楽しい娯楽です。

現在は仮店舗は建設中でまだ営業はしていませんが、4月末には直営で営業を開始するそうな。

セブンイレブンの駐車場に別のセブンイレブンがあるという、草が生えそうな光景が見れそうです。