ソフトバンク宮川社長「実質12円スマホ、総務省から怒られるかと思ったけど、意外と怒られてない」

ソフトバンク宮川社長「実質12円スマホ、総務省から怒られるかと思ったけど、意外と怒られてない」

総務省が2023年12月27日から電気通信事業法に基づく省令改正で、各社の実質1円スマホを潰しにかかったところ、
ソフトバンクが脱法的に「新トクするサポート（バリュー）」で実質12円スマホをスタートさせています。

「新トクするサポート（バリュー）」は、スマートフォンを購入する際に、48回払の分割払いとし、
13回目、つまり購入1年後に買い取って貰うと、最大36回分の支払いが免除されるものです。

ソフトバンクは本スキームを利用して、実質1円販売を継続する模様です。

この販売スキームについて、ソフトバンク宮川社長は「総務省に怒られると思っていた」と
決算会見で発言しています。

　総務省では12月27日、電気通信事業法で新たなルールを適用し、スマートフォン端末の割引額にかかる規制が変更された。宮川社長は「改定によって端末が出なくなるだろうなと思った」とコメント。「ない知恵を絞ってチャレンジしてみた」結果、新トクするサポート（バリュー）の提供につながったという。

　「総務省から何かお叱りを受けたとか、そういうことはない」と宮川社長。「本当は、半分は怒られるかなと思いながらやったが、意外と良かったみたい」と付け加えた。
ソフトバンク宮川社長、1年12円スマホを実現する「新トクするサポート（バリュー）」に「怒られるかと思ったがチャレンジした」（ケータイ Watch） – Yahoo!ニュース

まぁ消費者の利益になればいいと思いますけどね。

個人的には、総務省が無理に口を出して携帯の安売りを規制するよりも、やることがあるのでは。

例えばヤフオクやメルカリなどに中古端末の転売規制を課したり、
キャリアのブラックリストの適用基準を公開し、透明性を持って運用させたり、
不法外国人による身分証明書の偽装による大量購入を片っ端から逮捕＆投獄or強制送還したりと、
成果が目に見えることをやるべきでは。

一方、IIJ社長は「法の抜け穴をついた」と厳しい評価ですね。
IIJ勝社長、「“実質12円スマホ”は法の抜け穴を突いた」「長期契約特典を検討する」（ケータイ Watch） – Yahoo!ニュース

ただ、IIJmioは端末安売りの制限が外れた業者となりますので、これから端末の安売りや、
長期利用者への優遇が始まるそうな。期待して待ちましょう。