メルカリがiPhone平均取引価格を発表へ。やはりキャリアの実質リース契約は情弱向けだった。一括で買って2年後に中古で売ろう。

メルカリがiPhone平均取引価格を発表へ。やはりキャリアの実質リース契約は情弱向けだった。一括で買って2年後にメルカリで売ろう。

メルカリが発表したiPhoneの平均取引価格ですが、平均価格は83048円ということで、
3キャリアの平均買取価格よりも31898円ほどお高く取引されているそうな。

　メルカリは8月2日、フリマサービス「メルカリ」でのiPhoneの売買状況を発表した。

　メルカリでの「iPhone 13（128G）」の平均取引価格は8万3048円だという。これは3大キャリア（NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク）の下取り最高価格である5万1150円（2023年6月1日時点）よりも3万1898円高い。

　その理由について、同社は以下のように分析している。

・買い手と売り手が直接取引するため、3大キャリアの下取りより高く売れる可能性がある
・古い端末も取り引き（売り買い）できる
メルカリのiPhone平均取引価格は「3大キャリアの下取り最高価格の3.2万円増し」（ITmedia Mobile） – Yahoo!ニュース

理由もくそもないような分析ですが、キャリアの下取りに出すよりは、メルカリに出す方が
高く売れるのは事実でしょう。メルカリ運営に10％ぶんどられますけどね。

キャリアの実質リース契約はやはり情弱向けでお高かった：

ドコモなどが提供する、24ヶ月後以降に端末を返却することを前提に、
端末が半額程度で買えるサービスについてコスパを分析してみましょう。

iPhone13(128GB)は2021年9月24日に発売されたモデルとなります。大方2年前ですね。

ドコモでは、2021年9月での発売価格は111､672円となります。
そこからAppleの価格改定があり、値上がりしています。
関連記事：【9/17～】楽天モバイルがApple iPhone13価格を発表へ。SIMフリー価格とほぼ同じ。予約受付中。まさか楽天モバイルでiPhone13を契約することが情強の時代が来るとは誰も思っていなかった。 | 節約速報

参考までに、現状でのドコモオンラインショップでのiPhone13　128GBは現時点で一括116380円となります。

当時、いつでもカエドキプログラムに加入した場合のお支払いは、
23か月目に本機種を返却する場合、24回目の55,440円のお支払いが不要となりました。
よって実質56,232円となりました。

当時の価格表がITmediaの記事に残っています。
ドコモが「iPhone 13」シリーズの価格を発表　「いつでもカエドキプログラム」適用で実質2万円台の場合も – ITmedia Mobile

さて、当時本体を一括111672円で購入し、今メルカリで83048円で売却し、メルカリ手数料10％を
支払うとして、実質価格は36174円となります。

一方、キャリアの実質リース契約では56232円となります。

結論の総括表：

という訳で、キャリアの実質リース契約のほうが2万円ぐらいお高い計算となりました。
一括で買ってメルカリなどで中古で売ったほうがお得ですね。

もっとも、この計算は比較的リセールバリューがお高いiPhoneだからこそ成り立つわけで、
リセールが二束三文、まではいかないですが、比較的安い水準となるAndroidは、
中古売却価格が低くなり、キャリアの実質リース契約がお得になるケースもあるでしょう。

結論として、iPhoneでは「いつでもカエドキプログラム」等キャリアの実質リース契約は
やめておきましょう。