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あの携帯電話代理店大手のティーガイアが下請けへの料金支払いを不当に減額し、公取委から勧告を食らう。

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あの携帯電話代理店大手のティーガイアが下請けへの料金支払いを不当に減額し、公取委から勧告を食らう。

光通信系の携帯電話販売代理店の業界最大手、ティーガイアですが、
KDDIなど大手キャリアから受注した携帯電話の販売に関して一部業務を再委託した際、
再委託先の成績に応じて下請けへの料金支払いを不当に減額し、公取委から勧告を食らった模様です。

(令和3年6月23日)株式会社ティーガイアに対する勧告について:公正取引委員会

減額した額は5661万円ほどで、すでに返金したそうな。

同社は大手キャリアから勧誘などの業務を請け負い、一部を下請けに再委託している。公取委によると、同社の東海支社は、下請け先の業務実績の評価に応じて、「戻入(れいにゅう)金」として下請け代金を後日差し引く制度を運用。「auショップ」を運営する再委託先8社に対し、19年4月までの1年間で計約5661万円を減額していた。

 ティー社は今年3月までに全額返金したという。同社は「真摯(しんし)に受け止め、引き続きコンプライアンスの強化と再発防止に努める」とコメントを出した。下請法は、納期遅れなど、下請け業者の責めに帰すべき理由がないのに、発注時に定めた下請け代金額を減らすことを禁じている。あらかじめ合意があっても違反となる。

この報道をauWebポータルが報道しているのもちょっと面白い。

さて、前々からこの業界はかなり黒いところがあると思っていますが、
その闇の部分が一部白日の下に晒された、ということでしょうか。

再委託先からみても、思ったより携帯が売れなかったと言って後から委託代金を減らされたのでは、
会社の運営に支障が出るでしょう。このご時世でショップで携帯を買うなんて流行るはずもなく。

という訳で、社会的役割を終えた街なかの携帯ショップはどんどんと姿を消していくと思われ、
元締めのお財布具合はますます厳しくなり、同様の事案はどんどん発生するかも。

業界の金のめぐりが悪くなると、悪巧みするやつと当局に密告するやつ、
抜け駆けするやつが出てきて、最後にぐちゃぐちゃになって業界全体が
萎縮するというパターンですね。

一般市民としては、淡々とSIMと端末をオンライン購入して、高みの見物をしましょう。


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