総務省、今度は音声通話料金の引き下げを目論む。そんなことより0570番のナビダイヤル絶滅、はよ。

総務省、今度は音声通話料金の引き下げを目論む。そんなことより0570番のナビダイヤル絶滅、はよ。

総務省は31日、携帯電話の音声通話料金の引き下げ議論に着手した。利用時間に応じて支払う「従量制」の料金について、大手3社が横並びで10年以上高止まりしている点を問題視。格安スマートフォン業者を巻き込んで競争を促し、値下げにつなげることを目指す。

ということで、総務省は現状の30秒ごとに20円という価格体系が10年以上前から変わっていないことを問題視し、
競争を促して料金を下げたい意向です。

正直、ahamoやらpovoやらLINEMOやらで結構安くなりましたし、
人によっては20GBも要らないから、より低容量プランを充実させて欲しい人が多いかと。

音声通話が安くなったところで、このご時世そんなに魅力に感じるか？と言われるとちょっと微妙。
LINE通話などのコミュニケーションアプリも随分と普及しましたしね。

あんまり携帯電話会社をいじめすぎても将来の技術革新の芽が摘まれてしまいますし、
そんなことより労働者の可処分所得を上げて欲しいのですが。
国が率先してデフレ推奨してどうすんねん。インフレターゲットどうなったよ。

ただ、0570番のナビダイヤル、お前は絶対に許さない。

音声通話の利用頻度は減っていますし、5分通話もahamoなら込みで2970円、
より電話しまくる人はオプションでカケホーダイを付与可能です。

ただ、各種カケホーダイプランの対象外となる0570番のナビダイヤル、こいつは許しがたい。
クレジットカードのお問い合わせや各種携帯の解約手続きなどで、0570番号に案内されると、
怒りのあまり「隠しの03-や06-が無いかな」とググってしまいます。

隠しの一般番号が発見できず、しょうが無しに0570番にかけると、
いつもの「にじゅうびょう、　ごとに、　11円　、の、通話料金がかかります」という
たどたどしいアナウンス、そして「事前に録音するぞ、承諾しろよ」からの
「お電話が大変込み合っております、もうしばらくお待ちいただくか、
しばらく経ってからおかけ直しください」のコンボ。ほんとムカつく。

お前混んでいないときあるのか？と問い詰めたい。

そして20秒ごとに11円。1秒0.5円。舐めてんのか。

ちなみにこの悪のサービス・ナビダイヤルを販売している親玉はNTTコミュニケーションズ。
他、NTT系列やKDDI、ソフトバンク系列も別の名前で販売しているそうな。

NTTコミュニケーションズのページ。通話料金は発信者負担とかドヤってるんじゃない。
控えめに言ってやめて欲しい。節約乞食としては本当に腹が立つ。

一応ナビダイヤルへの料金節約する方法として、固定電話からかける、03-などの一般電話番号を見つける、
050plusから8円180秒で掛けるという手段もありますが、そんなにナビダイヤルに掛けまくるわけではないのと、
NTTコミュが売っているナビダイヤルだけに有効で、NTT西日本とかKDDI、ソフトバンク系列が
売っている0570番には無効。悲しいなぁ。

という訳で総務省にはこの辺にも切り込んで欲しいところ。
もっとも、一番切り込んで欲しいNHKのスクランブル化には切り込まない模様。
官民、持ちつ持たれつ、いつも負担に苦しむのは平民。悲しいなぁ。