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日経新聞「新NISA元年は勝率7割強」。ホクホク・・・ではない。積立開始時なんて暴落すべき。

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日経新聞「新NISA元年は勝率7割強」。ホクホク・・・ではない。積立開始時なんて暴落すべき。

さて、大納会となりましたが、日経新聞によると新NISA元年となった今年、
資産が増えた人が7割を占めたそうな。

2024年の個人投資家を語る上で欠かせないのが新NISA(少額投資非課税制度)だ。非課税枠が広がり制度が恒久化された。日経ヴェリタスが調査会社マクロミルと共同で実施したアンケート調査や個人投資家の声をたどると、新NISA元年を賢く駆け抜けた姿が浮かび上がる。

「年初にオルカンを成長投資枠いっぱいに買い、つみたて投資枠でも買った」。都内の50代男性は今年の非課税枠360万円ほぼ全てをオルカンこと「.
新NISA元年「勝率」7割強 積み立て投資が奏功 24年、2300人の運用調査② – 日本経済新聞

中でも、新年1/4に一括で新NISA枠360万円分を株なり投資信託なりで埋めた人がいて、
結果として年始一括組が一番パフォーマンスが良かった模様。

管理人はわざわざ1月中に分散して購入していましたが、こんなことやらなくて良かったんや。
関連記事:SBI証券で新NISAのつみたて枠を1月中に毎日均等に分散して使い切る「ボーナスシフト」方法とは。 | 節約速報

管理人、間違って成長投資枠で新興国株式インデックスや先進国債券インデックスを買っていまして、
更に間違って「先進国債券インデックスは特定口座で買うべきやから枠開けるために売ったろ!」
と売っていました。枠の回復は翌年度、しかも年360万円の投資枠制限があるのに・・・

まぁ10万円程度だったから影響はないものの、ちょっと悔しい。
そういう遊びやポートフォリオのスパイス成分は、NISA枠関係ない特定口座で買うべきです。

また結果として、インド(+14.5%)よりもオルカン(29.09%)よりもS&P500(36.96%)がやっぱり強かった模様。
さて、来年はどうなることやら。

目次

という訳で、ホクホク・・・ではない。積立開始時なんて暴落すべき:

日経新聞の言う通り、新NISAでお金が増えて良かったね・・・で話は終わりではありません。
新NISAは、その制度の特徴から、長期運用、積立運用が前提です。だから年間投資枠は360万円に
抑えられています。制度の上限である1800万円を一括で投資することは封じられています。

よって、積立投資なので初年度から株価が上る必要はまったくなく、横ばいかむしろ暴落して欲しいところ。
結局引き出すのは概ね数年後、個人的には20年~30年後以降なので、スタート時に右肩上がりだと
むしろ損をするのですよね。

積立初年度で上がるべき理由は、「投資家の心理的安全性を満たす、また投資家の数を増やす」こと、
これのみに意味があります。
本当の意味で心理的安全性を満たすのは、ノーポジションで持っている現金の残高ですけどね。

本当は、何十年も先に、晩年やお金が必要となった時期、最終的な取り崩し段階でのみ、
上がって欲しいところです。

とは言っても、相場なんてコントロール出来ませんし、先読みなんて出来ません。
脳死で360万円を投資し続けるしかないでしょう。


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ミスター石破が内閣総理大臣に就任した後 NISAに規制をかけるのかと危惧していた
貯蓄を加えて 合計3000万円の非課税枠が欲しい

保険とかどう?

預金口座利子に対して税金掛けるのは許しがたい

積み立て枠はほぼ長期運用と思いきや、レバレッジまであるみたい。
後で稼げる仕組みを用意してやったのに、遊んでいたおまえらの自己責任になる

管理人個人ではそうだろうけど
制度としては、最初にプラスから始まらないと、やる人が増えないよ。
最初にプラスだと、そのうまみを忘れられなくて抜け出せない人もいるし
初年度は様子見の人もいる。
そう考えると、プラス、プラス、と最初の二年はプラスが続いてほしいかな。

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