プレジデント誌「手元の1000万円は30年後に500万円以下の価値に」。投資が嫌いな人に限って全資産を円に投資している矛盾。

プレジデント誌「手元の1000万円は30年後に500万円以下の価値に」。投資が嫌いな人に限って全資産を円に投資している矛盾。

インフレが続くと現金の価値が目減りしていますが、NISAに限らず投資を食わず嫌いで
ほったらかしすると、1000万円の価値が30年後に500万円以下になることが警告されています。

インフレの今、何も動かないと得られるメリットをゲットできないだけでなく、損をする可能性が高い。インフレがもし30年間続いた場合、現在の1000万円の価値は30年後にどうなるか。物価上昇率1％の場合は740万円、同2％なら545万円、同3％なら401万円という試算が出ています。2～3％以上の場合、半額以下に激減してしまう（出典：読売新聞オンライン2024年3月1日配信「物価上昇続く2024年、持っておきたいインフレに強い資産とは？」）。

1年ごとで考えれば、1000万円を現金で持っているなら年20万～30万円も減らしていることになると試算する専門家もいます。つまり、何も投資しない人はどんどん損をする。
手元の1000万円は30年後に500万円以下の価値に…新NISA食わず嫌いが知るべき”ほったらかし”の天国と地獄 月5万円の積立投資で30年後には4000万円超に | PRESIDENT Online（プレジデントオンライン）

投資への誤った理解10：

（1）投資は怪しい
（2）投資は最終的には必ず損をする
（3）投資を学ぶ時間がない
（4）投資をする時間がない
（5）投資は面倒くさい
（6）富の奪い合いは卑しい
（7）投資にはまとまったお金が必要
（8）税金関係がややこしい
（9）プロには勝てない
（10）手数料が高い
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流石にこんな「投資への誤った理解10」を持っている方はいまどき少ないかと思いますが、
年収が低く、金融と情報のリテラシーが低い人ほど、こういった考えに凝り固まり、
何もしないのが善、と考えているケースも多いのが現状です。

そういう人に限って、全資産を円に集中投資しているという矛盾があります。
その投資がどれだけ損をしているか、スーパーに行って値札を見ると体感できるでしょう。
もっとも、家賃は遅行指数なので、そこまで激しく値上がりはしていませんが、
これからジワジワと値上がりを続けていくでしょう。

ちなみに、管理人は次のとおりに思います。
（1）投資は怪しい
⇒業者が売ってくるのはだいたい怪しい。

（2）投資は最終的には必ず損をする
⇒そうとは限らない。

（3）投資を学ぶ時間がない
（4）投資をする時間がない
（5）投資は面倒くさい
⇒そう思い込んでるだけ。やる気がないだけ。

（6）富の奪い合いは卑しい
⇒いつも奪われている側なのに？

（7）投資にはまとまったお金が必要
⇒余剰資金でやりたいだけやればいい。

（8）税金関係がややこしい
⇒NISA口座や特定口座でやればそうでもない。売らなければ税金はかからない。
税金がかかり始めてから悩めば良い。

（9）プロには勝てない
⇒普通の個人が長期で市場には勝てない。勝てる自信がある人は、今すぐファンドを率いるべき。

（10）手数料が高い

⇒業者やプロが売り込んでくるのは高い。ロボアドバイザーも手数料が高いだけのゴミ。
インデックス投資はこれらの中で一番マシ。つまり個人はこれ一択。

仮にインフレが年2％続くならば（本当に30年続くかはちょっと疑問）、30年で価値は半減するのは事実ですので、
NISAなりインデックス投資なりを真面目に考えたほうが良さそうです。

よく分からないけど何かやらないとやばい、と思う人は、月1000円でいいので、
NISA口座を開設してドルコスト平均法でインデックス投資を積み立ててみましょう。
月1000円ならば、多少上げ下げしてもどうでも良いでしょう。
10年に1回ぐらい数割下がりますけど、まぁそんなもんです。

少しずつそういった経験をして、金融に対する食わず嫌いを無くしていくことが、
資産形成を進める第一歩かと。