ドコモの通信品質、9割以上の対策が完了と発表へ。えっ、これで？

2024年2月5日

前々から「ドコモは都心部で繋がらない」「世界中で繋がるドコモ、ただし一番繋がらないのは東京」
などと言われていたのですが、ドコモ大本営は「9割方の対策を終えた」と発表しました。

　NTTドコモが2月2日、通信サービスの品質改善についての取り組み状況を説明した。

　同社は2023年10月に、通信品質を改善すべく、300億円を先行投資して、全国2000箇所以上を「点」、鉄道動線を「線」としたエリア対策を強化。2023年12月までに90％以上の対策を完了させることを予告していた。

改善したエリアのスループットが1.7倍に向上
　こうした、点と線での集中対策は計画通り完了し、通信サービスの品質が大きく向上したとしている。NTTドコモネットワーク本部長常務執行役員の小林宏氏によると、「12月の計画を若干超えるくらいで進捗（しんちょく）している」という。

　「もともと2000箇所以上をターゲットにモニタリングしていた。9割を12月までとしており、残りは設備対応が難しいだろうと考えていたが、この期間中にも（設備対応が）できた箇所が数10箇所あった。その部分を上積みと表現している」（小林氏）

　改善したエリアのスループットは、2023年5月と比較して、12月時点で1.7倍に向上したという。都内に加え、JR大阪駅やJR名古屋駅のスループットも向上した。これは、アンテナの位置変更、設備増設、エリアチューニングなどによって実現している。
ドコモの通信品質、9割以上の対策が完了　「d払い」アプリを品質改善に活用（1/2 ページ） – ITmedia Mobile

管理人もahamoユーザーですが、正直ですね、体感的に変わってないですよ・・・
地下鉄、繁華街のビル地下、建屋の奥まったところなど、アンテナピクトが弱くなるたびに「またか」、
パケづまりが発生するたびに「そう、ドコモだからね」と、サブのeSIMのLINEMOを起動しています。
バカバカしいレベルです。

「X上のネガティブな声は75％も減ったぞ」

　これらの対策により、ドコモの通信品質についてのネガティブな声は減ったという。具体的には、Xに投稿された1週間のX（旧Twitter）での発信数が、2023年3月から2023年12月は約75％減ったそうだ。
ドコモの通信品質、9割以上の対策が完了　「d払い」アプリを品質改善に活用（1/2 ページ） – ITmedia Mobile

ほんまかいな・・・それ、単に諦めてユーザーがいなくなったのでは？
Xでつぶやける層は簡単にMNPで飛んでいけますからね。

なお、ドコモではユーザーがd払い利用時にバーコード表示にかかった時間を利用し、
電波改善状況に繋げるそうな。それはそれで良いんだけど、有楽町線とか横須賀線で
繋がらないのはなんとかしてほしいところ。

という訳で、正直ドコモユーザーの一人として言わせてもらうと「まだまだ電波が悪い」です。
現状で慢心することなく、さらなる設備投資に繋げてほしいところ。
無理か、わざわざこういう「9割達成」の発表をしたということは、目処がついた、という
社内社外へのアピールですからね。悲しい。