平均月給31万円。過去最高。一方北海道のニセコでは牛丼1杯2000円の時代。稼ぎたい奴はニセコに急げ。

平均月給31万円。過去最高。一方北海道のニセコでは牛丼1杯2000円の時代。

最近は物価高が声高に叫ばれておりますが、賃金はそれに及ばずとも、しっかりと着実に上昇しているそうな。

　厚生労働省が24日に公表した2023年の賃金構造基本統計調査（速報）によると、フルタイムで働く人の平均月給は前年比2.1％増の31万8300円で過去最高となった。上昇幅としては1994年の2.6％以来、29年ぶりの高水準。コロナ禍から回復し、社会経済活動が本格化したことが要因となった。

　年齢別では55～59歳が1.7％増だったのに対し、25～29歳が2.8％増となるなど、若年層の伸びが目立った。

　学歴別で見ると、大卒が1.9％増の36万9600円、高卒が2.9％増の28万1800円。
平均月給31万円、過去最高　29年ぶりの上昇幅、厚労省（共同通信） – Yahoo!ニュース

ヤフコメのコメント：
・こんなの実態を反映していない、捏造だ。
・会社の1.5％しか調査していない。高給取りの役人が仕事をした気になっている。捏造だ。
・所得格差の拡大だ。
・増税への布石だ。

いつもいつも平和そうなコメントです。

さて、1000人以上の企業で、大卒と高卒、及び年齢別の分布はこちら。

単位は千円です。まぁなんとなくそんなもんかな、という気がしてくるでしょう。

統計結果への直リンはこちら。

一方北海道のニセコでは牛丼1杯2000円の時代。

一方、ニセコでは外国人観光客向けの売り込みが功を奏して、世界でも稀に見る上質なパウダースノーと、
安い日本の物価を好んだ外国人が殺到しているそうな。

駐車場は1日2万円、牛丼やおでんは1食2000円、ビーフカレーは2200円とのこと。
とは言え、海外からみるとこれが普通だそうで、特に気にしていない模様。
牛丼2000円、1泊170万円のホテル、ルイ・ヴィトンのゴンドラ…北海道ニセコでバブル現象　外国人観光客「高くないよ」【Nスタ解説】（TBS NEWS DIG Powered by JNN） – Yahoo!ニュース

ニセコバブルと言われていますが、こりゃ経営者は笑いが止まらないでしょうね。
牛丼屋のバイトも時給1600円、深夜には2000円を超えるそうな。東京よりお高い。

こうなってくると、金を持ってない・文句だけいっちょ前の日本人の貧乏人なんて、相手にしてられないでしょう。

とは言え、元から住んでいる地元住民にとっては面白くないでしょうね。
物価が上がるわ、観光業に従事していないと自分の給料も上がらなさそう。
如何に観光業から裾野が広がる産業に食い込めるかが生死を分けるかも知れません。

あとはリピーター客を捕まえ、一晩の宴にならないよう、長期的な戦略を持って観光地としての魅力を
継続されていく努力が必要ですね。

何にせよ、給料を上げるにも、外国人向けに観光地化するにも、たゆまぬ努力が必要な時代です。

会社に所属していたら給料が勝手に上がっていった時代は終わりました。
生かす殺さずのギリギリ生活できる程度の給料は貰えるでしょうが、それだけです。
経営者側も、文句は言うけど行動に起こさない奴隷に金を配るお人好しは、そうそういないでしょう。
人一倍努力し、スキル・経験・人脈を身に付け、転職していくことが求められる時代です。

観光地も、口を開けていれば人で一杯になった時代は終わっています。
金を持った外国人観光客にどうアピールするか、地元民との折り合いをどうつけるかが
重要な争点となるでしょう。