日本人、iPhoneが高すぎて買えない。Androidに転向した人たちが語る「価格不安」と「ブランド神話からの解放」。

日本人、iPhoneが高すぎて買えない。Androidに転向した人たちが語る「価格不安」と「ブランド神話からの解放」。

日本では特にiPhoneブランドのシェアが高くて、世界でも特異と見られていましたが、
最近はそのシェアもジリジリと落ち、単体にAndroidがシェアを伸ばしているそうな。

確かにiPhone15無印が124,800円から、という状態で、おいそれとは買えない価格設定となっています。
2-3年に1回程度は買い替えたいスマホに10万超えは高すぎるよ、という人で、
これまでなんとなくiPhoneを使っていた人は、「別にAndroidでもいいのでは・・・」と思い始めたのかも。

　調査会社StatCounterのデータによると、2019年はiOS（iPhone）が69.3％、Androidは30.4%だったが、2022年にはiPhoneは65.9%、Androidは34.0％に。依然としてiPhoneが圧倒的なシェアを占めることは変わりないが、Android派がじわじわと増えている。

（中略）

　金融勤務の30代男性・Aさんは、iPhoneは「もはやブランド品」と言う。

「円安の影響とはいえ、いまや10万円超えは当たり前、Proモデルだと15万円、容量によっては20万円……。正直、スマホというより、iPhoneはもう高級腕時計やアクセサリー、バッグみたいなブランド品。スマホにブランド性や高性能を求めてないなら、iPhoneを選択する意味があまりないように思うようになりました」

　そんなAさんは自分の使い方であれば、3万～4万円くらいのOPPOやXiaomiなどの中国メーカーのAndroidスマホで十分だという。

「iPhone 15は高過ぎたので、iPhone 12からOPPO Reno9 Aに移行しました。中国のメーカーのスマホは安かろう悪かろうと思っていましたが、使ってみたところそんなことは感じませんでした。想像以上にサクサクと動いたので驚きました。iPhoneはカメラ性能ばかり向上しているけれど、正直、私にはオーバースペック。ゲームもしないので、この価格帯の性能のスマホで十分だと実感しました。

　同時にAppleが大好きな人以外は、何世代も前の型落ち、中古品を買ってまでiPhoneにしがみつく必要はあまりないんじゃないかな、とも思いました」
日本でも「iPhone一強」に陰りか　Androidに転向した人たちが語る「価格不安」と「ブランド神話からの解放」（マネーポストWEB） – Yahoo!ニュース

まぁiPhoneも型落ちモデルの実質25円契約などを利用すれば、引き続きお安く利用できます。
ただ、それはAndroidも同様で、最新ハイエンドモデルを追い求めなければ、
2-3年毎に2-3万円も払えばそこそこなモデルに買い替えることが出来るでしょう。

ただ、日本の国産スマホメーカーの勢いは大きく減衰し、まともなところがソニーぐらいしか残っておらず、
ソニーもグローバルに商売をしている以上は、価格水準としてもグローバルに設定せざる得ません。
日本も平均所得を上げていかないと、いずれは安物Android端末、と馬鹿にしていた中華製品も
いずれ買えない時代が来るかも。

さて、そんなことは置いておいて、これまで惰性でiPhoneを使っていた人で、特にOSにこだわりがない、
と言いますが、正直違いがよく分からない人は、乗り換えを検討してみても良いかも。
Android⇔iOS、最初は違和感を感じるでしょうけど、そのうち慣れますよ。

金が無いなら、自分が身体を合わせなくてはいけない時代です。ま、それも新鮮味があって、
面白いかも。