Apple「みんなうれしいUSB-C」。こいつサイコパスか？そして15無印はUSB2のコストカットへ。

Apple「みんなうれしいUSB-C」。こいつサイコパスか？5年遅いよ。

日本時間の深夜に発表されたiPhone15シリーズですが、さんざん自分の金儲けと囲い込み、
ライセンス商売のためにライトニングコネクタを頑なに採用し続け、
EUの新指令でUSB-Cの搭載が義務付けられると今度は手のひらクルーして
「みんなうれしいUSB-C」と煽っていることが話題になっています。

みんなうれしいUSB-C

みんなうれしいUSB-C。
新しくUSB-Cコネクタを搭載。iPhone 15の充電に使うケーブルをMacやiPadにも使えるようになりました。さらに、Apple WatchやAirPodsをiPhone
15につないで充電することもできます5。これで、ケーブルだらけの毎日とはお別れです。

「これで、ケーブルだらけの毎日とはお別れです。」とな・・・そりゃお前のせいだろうが！
こいつ、煽りのセンスあるな。

そもそもLightningコネクタは2012年に発表され、iPhone5から採用されていました。
今日に至るまで11年間、採用されたわけですね。
一部のiPadではすでにUSB-Cが採用されてはや数年経っていますが、
そのときにiPhoneも同時にUSB-Cに変えるべきだったのでは。

15無印、15PlusはUSB2.0相当、15Pro/ProMAXのみUSB3搭載。

なお、LightningコネクタではUSB2.0相当の480Mbpsでしかデータを送れません。
GB程度の動画ファイルをやり取りすることが普通にある時代、流石にこれは時代遅れすぎる。
ただ、内部的にUSBの上位規格が採用されないと、Lightningはコネクタだけの話なので、
結局有線での転送速度は遅いまま。Airdropなどで転送したほうがだいぶ速い、
ということは続くかも。

さて、仕様書を見ると、この期に及んで未だにコストカットしたいのか、iPhone 15や15 Plusでは
USB 2（最大480Mb/s）までの対応となります。つまり、ケーブルを変えたところで遅いまま。

15Pro/ProMAXのみUSB 3（最大10Gb/s）とのこと。Pro以降がようやくUSB-C搭載端末と言えるでしょうか。

iPhoneと環境

なお、アップルは「すべてのカメラのワイヤー、複数のプリント回路基板のメッキ、
USB-Cコネクタに100%再生金を使用」と言っています。

アップルのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みは次の通り。
・再生素材または再生可能素材の割合は20%
・排出量を基準値比で28%削減
・製造に必要な電力の38%をサプライヤークリーンエネルギープロジェクトから調達

・・・などと主張されていますが、今回の発表で一体何十億本のライトニングケーブルが
無駄になったでしょうか。廃棄されることになったでしょうか。

家庭にある使用中のケーブルだけでなく、店頭在庫、工場在庫、仕掛品も含めて、
数十～数百億本が廃棄されるのでしょうね。そう考えると、アップルの言う
「iPhoneと環境」なんて、実に空虚でチープなものに感じるます。

今度は変換アダプタ商法：

さて、アップルは今回のLightning廃止を記念して、今度は変換アダプタ商法を始めます。
USB-C – Lightningアダプタと呼ばれるもので、お値段なんと4780円。

充電、データ転送、オーディオをサポートし、LightningアクセサリをUSB-Cに変換して、
これまで同様に使えるそうな。良かったねぇマカーの皆さん、これまでの資産がゴミにならずに
良かったねぇ。って馬鹿にしてんのか！高すぎるやろ！

はてさてiPhone15、日本のキャリアでも取り扱われます。
どうせ日本で一番売れる端末になりますので、情報はウォッチしておきましょう。
逆に、これまでAndroidを使っていた方も、USB-Cが使えるとなると、iPhoneに乗り換えることに
抵抗が少なくなるかも？興味ある人はポチってみましょう。

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