ヤフーニュースのクソコメが番号確認の導入で半減。避難民がTwitterに押し寄せてクソツイ・クソリプで日本が削除大国No1へ。

ヤフーニュースのクソコメが番号確認の導入で半減。避難民がTwitterに押し寄せてクソツイ・クソリプで日本が削除大国No1へ。

皇室報道を始めとする、メディアを賑わせたニュース記事には、
有象無象の罵詈雑言のようなコメントがたちどころに付き、「炎上する」というのが
ヤフーコメントの特徴です。

さて、広告収入が欲しいYahoo!としても流石に放置するには度を超えている、ということで
電話番号登録が導入され、またAIや人力による削除人がクソコメを削除し、
だいぶ浄化が進んだ模様です。

■本人確認必須で悪質ユーザーが「半減」

　さらに11月からは、ヤフコメを投稿できるユーザーは携帯電話番号を登録したユーザーに限定。その結果、悪質なコメントをするユーザーは56％減少、不適切なコメントも22％減少したと公表した。投稿停止措置を受けたYahoo！　 JAPAN IDの5割以上が携帯電話番号を設定していなかったという。

　結果的に、複数の誹謗中傷対策を講じてきた中で、本人確認が一番効果的だったと言えそうだ。匿名は攻撃性を高めることが知られている。本人確認が済んだ状態では、誹謗中傷コメントもしづらくなるというわけだ。

　とはいえ、効果は「半減」であり、携帯電話番号を登録しても誹謗中傷を行うユーザーがまだ多く存在していることは課題として残っている。
ヤフーで”クソコメ”する人は半減したが…居場所を失いつつある「誹謗中傷したい人」の避難先（プレジデントオンライン） – Yahoo!ニュース

ヤフコメへの投稿者は男性が80％以上、40代が突出（2015年時点）。

なお、2015年のデータですが、ヤフコメを書き込んでいる人は、
男性が80％以上、40代が突出しているそうな。まぁ想像通りですね。

　コメント機能は2007年にスタートし、現在の投稿数は1日当たり約14万件。投稿者は男性が80％以上で、30～50歳の男性が50％以上。特に40代が突出して高い傾向があるという。エンターテインメントやスポーツ関連の記事にコメントが付きやすく、スポーツ選手の活躍が報じられた際には、選手をたたえるコメントなどで投稿数が急増することが多いという。

「ヤフコメはひどい」？　「Yahoo！ニュース」のコメント欄、投稿者は男性が80％以上、40代が突出 – ITmedia NEWS

この記事から8年が経っているので、更に高齢化は進み、50代のおっさんが主構成要素と
なっていることが想定されます。

さて、こうしたクソコメを開示請求上等で書き殴っていたユーザーはどこに行ったのでしょうか。
各種プラットフォームに飛び散っていったと見られますが、一番有力な避難先としては、
Twitterがあげられる、とのこと。

日本の法的要請件数は23,555件で、世界トップ。全世界の要請数の半分を占めた。日本の要請の96%は金融犯罪、麻薬、売春の禁止など、法律に関するもので、前回レポートから27%増加し、特定されたアカウントの件数は30%増加した。
ツイート削除要請、日本が世界の半分を占めてトップ – Impress Watch

日本はいつの間にかTwitterの削除要請でNo1となっていたそうな。
ま、これは犯罪防止の意味合いも強いのかも。

名誉毀損や信用毀損、プライバシーの侵害については相談センターに相談が寄せられており、
2021年度で6300件以上、2010年度から5倍、1位はTwitterで12.1％だそうな。
総務省　令和3年度　インターネット上の違法・有害情報対応　相談業務等請負業務報告書（概要版）

Facebook、Instagram、LINE、GoogleMAP、Youtubeなどの各プラットフォームが
足並みを揃えてコメントを規制することが重要ですが、現実的には難しいでしょうね。
各国で法律も違いますし、文化の違いもありますから。

日本ではなぜか男性のハゲいじり、容姿いじりはギリOKの風潮もありますが、他国ではNGなど、
文化的な側面もあるでしょうし、「そういうキャラで売っているからこの人はOK、
この人はそうではないから駄目」などの背景もあり、一律に規制するのは難しいでしょう。

という訳で、法規制と言うよりはプラットフォームの自主規制、
そしてユーザーの民度の向上の頼らざる得ないところがあるのも現実です。

言論の自由とは、何を言っても良いという訳ではありません。
また、言論には責任が伴います。そしてインターネットは完全な匿名ではありません。

その事をご認識の上、コメントしましょう。