スマホ「先払い」買い取り、実は闇金だった。無事に全国初摘発へ。
iPhoneを含め、スマートフォンの買取業者は星の数ほどありますし、常日頃からお世話になっている人も
いらっしゃるかと思います。さて、この度、現金先払いのスマホ買い取りを装う、
闇金詐欺業者が摘発されたのでご紹介。
捜査関係者によると、男らは2021年11月頃~昨年夏頃、都内で貸金業の登録をせずに、茨城県の男性ら複数人にスマートフォンなどの売買を装って現金を貸し付け、契約不履行の違約金名目で法定利息の100倍を超える利息を受け取っていた疑いが持たれている。
男らは当時運営していた中古品売買のサイトで「即日高価買取」「スマホで簡単」などと宣伝。客にスマホやゲーム機器など商品の画像を査定名目で送信するよう求め、届くと即座に代金として数万円を客の口座に入金。1週間後に「商品が届かない」として、入金額に違約金数万円を上乗せして請求していた。
スマホ中古品の「先払い買い取り」装うヤミ金、全国初摘発…法定100倍超の利息か(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
なお、買い取りの過程で、業者は顧客に年収などの情報を求めていたそうな。
そして顧客の殆どは、スマホ買い取り目的ではなく、借金目的で契約を結んでいたとみられるそうな。
ま、そうであれば借りる側もかなり自己責任感が強くなりますが、単純にスマホ買い取りを求めて
顧客がやってきて、査定目的で身分証明書のコピーを送付させ、個人情報をガッツリつかんだ上で、
このスキームにはめ込む、という手法もあったかも。
もちろん業者側は通報されるリスク、先払いした金が持ち逃げされるリスクなどがありますが、
住所を把握している以上、業者が物理的に攻撃に行ける範囲であれば・・・いややっぱり難しいな。
脛に傷を持つ人間じゃないと、すぐに警察に通報するでしょうからね。
ただ、iPhoneなどを売却したい場合、ネットで買取相場を調べるかと思いますが、
そんな中で秋葉原の有名買取ショップに+数千円の金額を提示され、しかも先払い入金、
となると管理人もひょっこり買い取りを依頼していたかも。
その過程で身分証明書のコピーを求められたら、ホイホイと提出していたかも知れません。
「先払い入金、業界最高値買取保証」などと銘打ってGoogle 広告に出稿し、
「iPhone 買い取り」「スマホ 買い取り」などのキーワードでグーグル検索結果で
1位になるように入札しておくと、そこそこ鴨が釣れたかも。
ま、この業者の目的は貸金業ですし、顧客のほぼ全てが金を借りる目的だった、
とのことなので、何かしらそれと分かるような客寄せを行っていたのでしょうね。
その過程で、純粋にスマホを売りた客も「なんで年収を提示しなければならないのか」と不審に思い、
無事に罠から逃れられたのかも。
さてはて、世の中罠だらけですね。気をつけましょう。
ひょっこりワロタ
そんな管理人さんがひっかかるわけないでしょうww
こういうの見ると中華買取って良心的だよな
かもかも