北京五輪参加の7カ国での選手向け、北京五輪公式アプリによる情報抜き取りを警戒して使い捨てスマホを支給へ。一方情弱大国日本は注意喚起のみ。

北京五輪参加の7カ国での選手向け、北京五輪公式アプリによる情報抜き取りを警戒して使い捨てスマホを支給へ。一方情弱大国日本は注意喚起のみ。

北京オリンピックに参加する選手は北京五輪オリンピック公式アプリをインストールし、
健康状態を報告することが義務付けられていますが、バックドア（というか正面玄関からの）
情報抜き取りを警戒し、主要7カ国では使い捨てスマホを使う見込みとのことです。

北京冬季五輪に参加する7カ国の選手やコーチら約1000人が使い捨てのスマートフォンを使う見込みであることが分かった。英メディアが3日までに報じた。中国の習近平国家主席は1月に国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長と会談した際、五輪に約90カ国・地域から3000人が来ると誇示したが、関係者の多くが情報の抜き取りなどを警戒しているようだ。

報道によると、7カ国は米国、英国、カナダ、スイス、スウェーデン、ドイツ、オランダの欧米諸国。中国の通信回線を通じた個人情報抜き取りや行動監視を警戒し、自国選手に私用スマホを持ち込まないよう呼び掛けている。

[2022年2月3日14時50分]
選手ら約1000人が使い捨てスマホ使用へ　情報抜き取り警戒　公式アプリに不正アクセス指摘も – 五輪一般 – 北京オリンピック2022 : 日刊スポーツ

めちゃくちゃだな・・・なんでこんな信用できない国でオリンピックをする必要があるのか。
オリンピックとは平和の祭典ではなかったか。

一方、日本政府は注意喚起にとどまり、
「可能な限りインストールする端末を別途用意することが望ましい」という、
いつもの「一応指摘はしました。責任は個人にあるからね」というスタンスです。
北京五輪スマホ注意　情報抜き取りおそれ

さすが情弱大国。戦前戦中の情報軽視体制は特に変わっていない模様。
当時の連合艦隊司令長官、山本五十六が搭乗する無線が傍受されて、
米軍機の待ち伏せにあい、ブーゲンビル島上空で撃墜され死亡された
海軍甲事件（1943年）から、特に学んでいないのか。やれやれ。
いつもどおり平和ボケの我が国です。

前の大戦では日本人だけで310万人が亡くなりましたが、次の大戦or日中戦争では、
一体何千万人の日本人が犠牲になるのだろうか・・・

という訳で、このブログの読者にオリンピック選手はいないかと思いますが、
北京五輪アプリでは中国共産党による情報抜き取りが指摘されている以上、
自分の情報は自分で守りましょう。

出来れば試用スマホは国内に置いてきて、中国大陸では使い捨てスマホを使い、
現地で捨ててくることが望ましいですね。