IOCバッハ会長の銀座観光は緊急かつ重大。丸川五輪相「不要不急かは本人が判断すべきだ」

IOCバッハ会長の銀座観光は緊急かつ重大。丸川五輪相「不要不急かは本人が判断すべきだ」

IOCバッハ会長が8/9に銀ブラを楽しんだ件について、丸川五輪担当大臣は、
「本人がそう判断したんだからしゃーない」旨の発言を行ったことが物議を醸しています。

丸川珠代五輪担当相は10日の閣議後の記者会見で、国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長が9日に東京・銀座を訪れたことについて、「不要不急かどうかは本人が判断すべきだ」と述べた。

バッハ会長は、ご自身の銀座散策を「緊急かつ重大」な案件と定義づけて、護衛を引き連れて楽しんだ模様です。

これは丸川五輪担当大臣はポーズとして怒るべきでしょう。
なぜなら国民に対するメッセージ性が大事だからです。

本ニュースを受けて「＃自粛終了」などがトレンド入りほどのツイッター民の民度ですし、
「オリンピックをやっているから自粛しなくていい」「議員が飲んでいるから自分も飲んでいい」と
責任転嫁を図る人も多いのが現実です。自分の身は自分で守らなきゃ、誰も守ってくれないのにね。

選手には競技終了後2日以内に出国せよと要請しているのに：

そもそも選手に対しては「競技終了後、2日以内に出国せよ」と要請しているのに、
バッハ会長のみ特例というのは認められないでしょう。少なくとも認めるポーズをするべきではない。
実際には選手が2日以内に出国せず、そのへんを出歩いたりもしているでしょうけど、
そんなに目立たない人だったら問題にならない。

バッハ会長も選手も、入国時にある程度防疫措置の中で過ごしているため、
今更外国人起源のコロナというのもありえない。

とはいえ、選手に出国せよと命ずるなら、例外を設けずにバッハ会長に
「例外は認めない、さっさと帰れ、特にお前はスピーチが長いだけで特に何もしていない
（ホテルに金は落としたけど）」、と言うべきでしたね。

こういったダブルスタンダードが政府の信認を失墜させる要因となっています。

バッハ会長の銀ブラを後追いで認めるぐらいならば、選手に対しても出国せよと
要請しなくてもよかった。ちょろっと観光するぐらいは認めてあげるべきだった。

終わった後もグダグダなのにが日本政府らしいですが、経済もグダグダなので困ります。
まぁ政治の質は国民の質を反映すると言いますし、こんなものかな。