楽天モバイルでAppleWatchが来るかも。三木谷氏が表明。

楽天モバイルでAppleWatchが来るかも。三木谷氏が表明。

三木谷氏がアップルウォッチの提供にアップを始めました。

楽天グループの三木谷浩史代表取締役会長兼社長は、2021年3月期の決算説明会で、楽天モバイルでのiPhoneの取り扱いについて言及し、「順調に推移している」としたうえで、Apple
Watchなど周辺機器にも力を入れていきたいとコメントした。

（中略）

「iPhoneだけではなく、Apple Watchやそのほかアクセサリー、周辺機器の取り扱いをさらに強化していこうと思う」とし、コンシューマー向けの販売アイテムの拡大に力を入れていく考えを示した。

別の発言では「意外とみんな1GB以上使うので、収益化の目処がたちつつある」などと言及しており、
三木谷氏の楽天モバイルへの力の入れようと気合は半端ない。

正直、楽天モバイルが逝くと楽天グループ全体に莫大な影響を及ぼすのに、
決算で大赤字という、経営者にとっては大博打、よくこんな経営を行うなぁ・・・

売上は15.2％増なのに、最終利益は１１４１億円の赤字（前期は３１８億円の赤字）で、
赤字額は2000年の上場以来の最悪額。
楽天「モバイル」が重荷、最終赤字１１４１億円に…ネット通販は「巣ごもり需要」で好調 : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン

攻めの経営というか、アグレッシブというか、まともなサラリーマンじゃこんなことは出来ない。

成功すれば稀代の経営者となりますが、失敗すれば「ケチ谷、失脚」などと末代まで言われそう。

まぁ我々消費者とすれば、0円無料回線を楽しませてもらっているので悪いことは言えませんが、
楽天モバイルが逝っても逝かなくてもあまり生活に関係ないので、高みの見物を決め込みましょう。

ただ、個人的には成功して欲しいですね。攻めの経営、多角化経営のモデルケースとして、
教科書に乗って欲しいところ。挑戦を忘れた日本企業に活を入れ、日本全土に活気を取り戻して欲しい。
失敗すれば「ほら見たことか」と叩き始める人が続発するのは目に見えていますから。

結果が出てから叩くのは簡単ですよね。
でも経営者は結果が分かる前に選択しなければならない。

三木谷氏のフロンティアスピリットが「英断であり勇敢だった」のか「無謀な事業戦略」なのかは、
後世の歴史家が判断するでしょう。