【悲報】マクドナルド、部分的値上げ令を発令。10円～30円ほど値上げ。9/30～。

【悲報】マクドナルド、部分的値上げ令を発令。10円～30円ほど値上げ。9/30～。

マクドナルドが2022年9月30日(金)より、約6割の品目の店頭価格(税込み)を10円～30円ほど
値上げするそうな。

昨今の原材料価格の高騰や、人件費、物流費、エネルギーコストなどの上昇、
および急激な為替変動の影響を受け、慎重に検討した結果、とのことです。

値上げした結果

ハンバーガーは130円⇒150円、チーズバーガーは160円⇒180円。
マックフライポテトは10円の値上げとなります。

悲しいなぁ・・・とは言え、これが回り回って賃金が上がる方向に行けばいいのですが。
経済成長の結果、緩やかなインフレが起きるのはよくあることですし、日銀もインフレターゲットを
年率2％と設定し、それがようやく達成されようとしています。

問題は、成長戦略がイマイチ描けていないこと。

日本の生産性は先進国で最下位というデータもありますし、
生産性の定義でもNRIやら各種シンクタンクで意見が割れているところもありますし、
デービッドアトキンソンさんの有名な著書にも色々と反論がありますが、
サラリーマンとして生きていて、とりあえず「無駄な仕事、意味のない仕事が多すぎる」
と思っている人も多いハズ。


他の国は失われた30年の間も成長してきたので、我が国も成長していければジリ貧です。
官主導の成長戦略なんて描けるはずもないので、民間が頑張らないといけないかと。

間違っても「企業は内部留保を溜め込んでいるカラー、賃上げデキルー」という、
めまいがするような個人の感想に惑わされることなく、成長戦略・高付加価値戦略というものについて
考えていかなければならないかと。

大企業では賃金が上昇中

ちなみに、大企業では賃金、特に賞与（ボーナス）が上昇しています。
鉄鋼や建設、繊維で上昇幅が多く、IT業界でも人材獲得合戦のため賃金がかなり上がっています。
大手企業賃上げ率、２．２７％　４年ぶり前年超え―経団連の春闘最終集計：時事ドットコム

日本における大企業の雇用者数は労働者全体のは30％とのことで、
デービッドアトキンソンによると「中小企業はどんどん大企業に合併させて、労働生産性を上げるべき！」
とおっしゃっています。ほんまかいな。そんな上手いこといくか？という疑問もありますけどね。

はてさて、どうなることやら。。。