ライオンの生活情報メディア「Lidea」に新規会員登録すると、アマゾンギフト券1000円分が4000名に当たる。性格診断とか当たっている気がするだろ?それは「バーナム効果」だ。~12/30。
※多少趣旨が変わって再開です。
キャンペーン応募期間
2016年11月28日(月)~2016年12月30日(金)
ライオンの生活情報メディア「Lidea」に新規会員登録し、ココロ深層価値診断という自己診断機能のようなものに
回答すると、抽選で1000円分のアマゾンギフト券が4000名に当たります。
性格診断とか当たっている気がするだろ?それは「バーナム効果」だ。
「バーナム効果」とは、誰にでも該当するような曖昧で微妙で一般的で、どうとでも取れるような診断結果を、
さもありなんという風に記述してあると、「あってる!、この占い・診断はすごい!」と判断してしまう効果のこと。
ちなみに、この名前の由来は1956年にアメリカ合衆国の心理学者、ポール・ミール(P.E.Meehl)が、
興行師 P・T・バーナムの "we’ve got something for everyone"(誰にでも当てはまる要点というものがある)という
言葉に因んで名付けた、とのこと。
ソース:バーナム効果 – Wikipedia
例えば、下記のような性格診断があったとします。
・あなたはケチである時もあるが、いざという時はお金を惜しまない傾向があります。
・奮発して買った物に対して、よく「本当に必要な物なのかな」と後悔の念を抱く場合があります。
・買った後にレビュー記事を検索して、自分と同意見のクチコミがあったら安心しますが、
自分の反対の意見があれば、こいつ分かってないな、と思うと同時に「買ってよかったのだろうか」と少し後悔します。
・デジタルグッズを買うと自分が強くなった気がし、そのデジモノを持ってない人間が分かってない人間に
見えますが、概ねそれは錯覚にすぎない、とも自覚しています。
・自分の得意な買い物の分野で、人が買うものを選ぶのに悩んでいるのを見ると、ついつい口を出したくなります。
さて、このブログの読者にどれだけ自分にあてはまっているかを0(まったく異なる)から5(非常に正確)の段階で
それぞれに評価させると、平均点が4.26ぐらい行きそうですね。適当ですけど。
ただ、何となく当てはまるな、と思った人も多いのではないでしょうか。それが「バーナム効果」です。
血液型占い・診断は何の科学的根拠もない代物ですが、あれも同じようなバーナム効果が利用されています。
A型の人がA型の性格の特徴の欄を読み、「あぁ当たってるわ」と思うことがあるかと思います。
大体の占いにおいて、何のバイアスもなく、全ての選択肢(ここでいうA/AB/B/Oの血液型)を精読すると、
まんべんなく普遍的な記述があり、誰にでも当てはまるようになっているのが分かります。
まぁ血液型に関してはあまりに有名なので、ところどころ明らかに世論が血液型に求める性格を
あえて記述している箇所もありますけどね。(B型がガサツで自己中心的性格、とか)
むしろ、これだけ根拠が無い血液型診断を世界で日本人(と韓国人だっけ?)だけが信じているという、
この奇妙が状況こそ心理学・社会学の研究に値するかも。