SBI証券と三井住友カードの中の人がプラチナプリファードに関して「決して改悪ではないのに」と真意を話す。

SBI証券と三井住友カードの中の人がプラチナプリファードに関して「決して改悪ではないのに」と真意を話す。

2024年10月以降、三井住友カードのプラチナプリファード（年会費33000円）は、
投資信託の積み立てが無条件5％から、前年度決済額に応じて還元率が1％～3％に下げられます。

年間決済額基準
・300万円未満：1％
・300－500万円：2％
・500万円以上：3％

という訳で、年500万円以上決済しないと3％の積み立てが出来なくなります。
詳しい改悪の内容は下記記事を参照してください。
関連記事：【大改悪】三井住友カードの投信積立10万円、ついに発表。プラチナプリファードは期間限定5％、以降は年500万円決済で3％。 | 節約速報

関連記事：三井住友のプラチナプリファード、「毎月5万円ずつ積み立てれば10年間で30万円相当のポイントがもらえちゃう」と集客していたのに、どうしてこうなった。 | 節約速報

さて、東京新聞がSBI証券と三井住友カードの中の人にインタビューを行い、真意を聞いています。

西澤　やっちゃったな―と。めちゃくちゃSNS（交流サイト）の反応をチェックしていました。今回プラチナプリファードで言うと最大還元率が5％から3％と数字だけ見れば引き下げみたいに感じますけれど、カード決済を組み合わせてトータルできちっと使っていただければお客さまにはプラスですし、キャッシュレスの利便性を提供できるので「決して改悪ではないのにな」という思いもあります。5万円を積み立てしていた方が10万円に引き上げれば、単純にポイント総額は少し増えます。そのあたりをPRしていかなければと改めて思ったところではあります。

稲場　率直に言うと、改悪とみられても少し仕方ない部分もありましたが、ポイント付与の条件となる買い物でもポイントがたまりますし、投資だけでなく消費もセットで考えると一番お得なカードであることは変わりないのかなと思っています。発表から1週間ほどはネガティブな意見があったのですが、やっぱりお得なんだと再認知されてきています。
新NISAのクレカ積み立て「改悪」したのはなぜ？　SBI証券と三井住友カードの担当者に真意を聞いた：東京新聞 TOKYO Web

SNSでエゴサーチしている時点で、改悪だと見なされることを認識しとるやんけ。

全文は、リンク先を読んでください。ぜひ読んでください。読むとムカついてきます。

要約すると次の通り。
・年300万円は顧客平均としてクリア。年500万円を達成する人も相当数いる。
・買い物で使われず、ただ積み立てでポイントを取られると、完全に持ち出し。
・積み立て専用カードというのは望んでいない。ポイントただ取りは永続的でない
・秋以降、顧客が逃げることは無い（断言）
・ゴールドカードの100万円修行は継続される。

「他社に行くことはない」と断言

三井住友やSBI側も、積み立てでポイントを貰うだけのカードにはして欲しくなかった、赤字なので、
とのこと。しかし、中の人がどう言い繕おうが、改悪は改悪。お得度合いは減っています。
大体、年500万円をクレジットカードで決済できる人がどれだけいるんだよ。

家計で一番出費の大きい家賃やローンは、カード払い出来ませんからね。

中の人は「5％が終わる秋頃に顧客が逃げ出すのでは？」という質問に対して
「（NISA口座を変えてまで）他社に行くことはない」と断言しています。

本当かな？

管理人、とりあえず今年は500万円ほどこのカードで支払予定です。
自営業者はサラリーマンが天引きされる所得税や住民税を自分で支払わなくてはいけないので、
その分決済額を積み上げることが出来ます。

しかし、来年の予定は未定ですよ。他に良いカードがあれば、普通に別のカードで積立しますけど。
NISA口座は移さないかも知れませんが。

それに、NISA口座を他社に移管するのも、書類仕事が若干ありますが、そんなにめんどくさい話では
ありませんしね。去年、管理人も楽天からSBIに移しましたし。またその逆をやっても良いですよ。
「SBI証券から我先に逃げ出す人向け、NISA口座を移管する方法まとめ」という記事を書いても良い。

この年会費無料化技で無料が出なかったら、来年は解約するかも。
プラチナプリファードよ、さようなら。
関連記事：三井住友カードプラチナプリファード、解約するふりをすると年会費33000円が無料になるケース、微レ存。 | 節約速報