くまポンでカゴメ 野菜生活100 Original スマートPETオリジナル 期間限定増量ボトル 900ml×12本が2250円、1本187.5円。
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期間限定25%増量ボトルなどと恩着せがましく謳っていますが、そもそもカゴメさん、
2005年頃は1Lで228円~248円で売っていたやろ?原材料値上げとか理由をつけて
内容量を1000ml⇒900ml⇒720mlに削減しやがって、
如何にも身銭切って増量してます感出すなやボケが!と言いたくなるのですが、
さてはて1本187.5円でセール中です。確かに多少は安いかも。
なお、アマゾンでは増量版が1本198円で売っていました。今は品切れ。
今は720mlタイプが1本159円ですので、900ml換算で198円。うーん、くまポンのほうがちょっと安い。
それにしても見ているだけでムカついてくるこのパッケージ。
何が3-4日で美味しく飲みきれる、持ちやすくて注ぎやすく、冷蔵庫の中で場所を取らない、だ。
舐めてんのか。
容量削減と実質値上げを正当化して消費者に「便利になったでしょ」と転嫁するんじゃねえ。
恐らく、値上げを正当化するキャッチコピーを考えろ!と営業部門に指令が下り、
営業担当者が泣きながら考えたのでしょう。
営業や技術職で疲れたおじさんが購買部門などの間接部門に異動になるとしましょう。
会社としては不要な人員ですが、解雇規制でなかなか首には出来ません。
その結果、間接部門が使えないおじさんの人件費で膨れ上がり、
売上の一定の割合を間接部門が固定費として掠め取っていくために、
最終損益が悪化するため、値上げをするか原材料費を削るか、
どっちかしなくてはいけない・・・
という現象が日本企業に起きているのではないでしょうか。
昔は追い出し部屋とか露骨な追い込みがあったのですが、最近は企業イメージとコンプライアンスを意識して、
なかなか思い切った行動も取れなくなってきました。
そうなると、そのコストは消費者に転嫁せざるえません。
日本国内のマーケットで戦っている商品であれば、他に代替品が無ければ消費者がぶーぶー文句を
言いながら、少し購入数を減らしつつも買ってくれるでしょう。
グローバルに戦っているプロダクツはそうはいきません。価格競争力を失った商品は、
はいさようなら、市場からドロップアウトです。
スマホ然り、パソコン然り、家電然り。
自動車、重電、素材産業が同じようになれば、ちょっとこの国、不味い気がします。