海外へロレックスを買い付けにいくバイト、買い取り主が消息を絶つ。残ったのはクレジットカード債務5億円。

2024年2月20日

先日は高級腕時計のシェアサービスで時計を貸していた男性が、運営側に時計を持ち逃げされ、
運営側は突然法人を解散、という事案が発生していました。
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今回ニュースになったのは買い取り詐欺です。

海外のロレックス取扱店で時計を買ってくると、謎の男が成田で待ち構えていて、
その男に購入したロレックスを手渡すと、後日商品代金＋5％の手数料が振込で貰えます。

数ヶ月～1年後程度はくるくるとサイクルを繰り返すだけでお金が儲かります。
段々と買い取り主を信用して、1回に回すお金が大きくなってきたあたりで、
突如として会社からの入金が無くなり、時計は謎の男に渡したまま、
クレジットカード会社からの請求だけ残った、という事案が発生しました。

　海外で高級腕時計を買い付ければ、報酬がもらえる――。

　コロナ禍の海外渡航の規制が落ち着いた時期から募集が始まった、そんな不思議な「仕事」を巡り、トラブルが相次いでいる。参加者たちには、3千万円を超えるクレジットカードの債務を抱えた人もおり、一部は集団で弁護士に対応を相談している。

【写真】トケマッチ、「終了」は突然に　預けたロレックスが転売に

　この「仕事」は、大手求人サイトを介して東京都渋谷区の時計買い取り会社が募集していた。応じると都内の「事務所」で面接が行われた。

　渡航費は会社持ち。参加者は「バイヤー」として、海外の貴金属店で自身のカードで購入代金を立て替え、帰国後に代金分が口座に振り込まれる仕組みだった。報酬は代金の5～6%相当と設定された。

■昨年11月27日に暗転

　だが、昨年11月27日以降、同社からの振り込みがなく、カード代金を支払えなくなるバイヤーが続出。この日を引き落とし日に設定していたカード会社が多く、不払いが一斉に発生したという。
海外へロレックス買い付けで報酬　残ったクレジットカード債務5億円（朝日新聞デジタル） – Yahoo!ニュース

いわゆる昔からよくある詐欺ですが、引っかかる人は後を絶ちません。
相手はプロの詐欺師で、朝から晩まで素人を騙して金をむしり取るしか考えていない連中が、
世の中には一定割合で存在します。

正直、そういう人達相手にいくら警戒してもしすぎることは無いでしょう。

一番引っかかりやすいのが「こんなの引っかかる人いるのか」「馬鹿だなぁ、自分は大丈夫」と、
高をくくっている人です。そういう人が詐欺師から見ると一番騙しやすいので、気をつけましょう。