【判決】GoToトラベルのクーポンを無断キャンセルで54万円分せしめた電脳乞食（男・30）、無事逮捕⇒懲役1年6月へ。

GoToトラベルのクーポンを無断キャンセルで54万円分せしめた電脳乞食（男・30）、無事逮捕へ。

※判決出ました。懲役１年６月（求刑懲役２年）。
無断キャンセル繰り返し「Go To」クーポン72万円分をだまし取った男に懲役１年６月判決　東京地裁：東京新聞 TOKYO Web

以下、当時のニュース：

「GoToトラベル」の利用者が旅先で使える「地域共通クーポン」を54万円分だまし取ったとして、
神奈川県の30歳の男が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕されました。

本件による逮捕は全国初とのこと。やったね。

手口：

警察による手口は次のとおりです。
・ネット予約サイトで偽名偽住所でホテルに予約する。
・電子クーポンは「別にチェックインしなくても」「チェックイン当日15時以降」に
サイト上から受け取れます。
・後はホテルにチェックインせず、無断キャンセルです。もちろんキャンセル料もバックレて、
踏み倒します。
・手に入れたクーポンはビックカメラでゲームや家電でも買って転売すればOK。

なお、観光庁は11/25よりSMSを使った本人確認を始めた、とのこと。
制度が後手後手で間に合っていませんが、こういう詐欺は素人がやっていますので、
警察がちょっと力を出すとあっという間に瞬殺出来ます。

10人ぐらい見せしめに検挙すると一気に悪用は減るでしょうから、
またSierに高い金（これだけで数千万円行くでしょうね）を払って製造委託するよりも、
警察予算を増やしたほうが社会全体で見ると効率的です。

もっとも、税金の予算の費目はしっかりと予算要求の段階から決まっているため、
そんな弾力的な運用は出来ないんですけどね。

たまに「無駄な予算をコロナ禍の医療関係者へ～」などとワイドショーで賜っている人が居ますが、
予算決算及び会計令を勉強してない方なので無視しましょう。
地方自治体の財政はまた別ですけどね。

という訳で、良い子の皆さんはたとえ思いついたとしてもこういった裏技？を
実施するのはやめておきましょう。54万円で人生終了です。

一発だけなら誤射かもしれない（朝日新聞談話）という名言もありますが、
警察がそれを聞き入れるかは別問題です。