例の4万回線PayPayレクサス乞食、回線の出どころは法人契約の可能性。

例の4万回線PayPayレクサス乞食、回線の出どころは法人契約の可能性。

先日、携帯4万回線を駆使し、PayPay複垢で2000万円相当をせしめてレクサスを買った疑いの
電脳乞食、逮捕へというニュースが話題になりましたが、「4万回線はどうやって入手したのか？」
という疑問に対してNEWSポストセブンが報じています。

それによると、反社会勢力が休眠会社を乗っ取るなどし、社員が数百人いるように装って
携帯電話回線を数百件分契約すればよいだけ、とのこと。

なるほどねぇ・・・多重債務者や在日外国人、ホームレスから名義を借りて
ちまちま1人上限の5契約をさせて回線を乗っ取るという方法は割に合わないのかな。

ただ、休眠法人を乗っ取るにしても色々と手間は掛かりそうですし、登記や税務、
営業実態の偽装や社員名簿の偽装、そして販売店側の審査もあるでしょうし大変そう。

乗っ取られた休眠法人は、今回のような携帯電話契約の受け口にされるだけでなく、
様々な犯罪の切り口として使われて、最後にはバラバラにされて足がつかないように
処分されるのでしょうね。

そういった乗っ取り⇒現金化⇒処分までのスキームを担う業者もいっぱい暗躍してそうな事件です。

ちなみに法人契約には携帯キャリアからの報奨金は出ないそうな。
全く出ないということも無いかと思いますが、個人と比べると相当少ないそうな。

また、SMS認証代行業者の営業行為は、

「刑法第161条の2（電磁記録の不正作出、及び供用）」で禁じている行為に当たる可能性もある。
PayPayポイント不正入手事件　「携帯番号4万件」のカラクリ（NEWS ポストセブン） – Yahoo!ニュース

とのこと。という訳で、複数電話回線が余っているので、Yahoo!オークションでSMS認証代行を
300－500円で売って小遣い稼ぎにしている人は、ある日お尋ねが来るかもしれませんのでご注意ください。
現実問題としては、警察は小口の業者は相手にしないとは思いますが、見せしめがあるかもしれません。
マスク転売の摘発も見せしめ的なものがありましたしね。

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という訳で、読者の皆様は清く正しく美しく、善良な一般市民として過ごしましょう。